日本テレビ:10月から2時間枠で金曜日を強化 番組改編率は小規模に

 日本テレビは31日、10月の番組改編説明会を開き、「進め!電波少年」の土屋敏男さんらを起用した2時間番組「金曜スーパープライム」など、10月からの新番組について説明した。

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 現行の編成がF1(20~34歳の女性)、F2(35~49歳の女性)、T層(13~19歳の男女)といった若年層の視聴者を獲得していることから、10月の番組改編率は、ゴールデンタイムが13.8%、プライムタイムが14.3%、全日では3.5%と小規模にとどまった。「世界の果てまでイッテQ!」など人気番組の多い週末への「発射台」として、金曜を強化。土屋さんや「世界まる見え!テレビ特捜部」の吉川圭三さんら同局の人気演出家が週替わりで番組を手がける「金曜スーパープライム」(毎週金曜午後7時)を新設するほか、25周年を迎える「金曜ロードショー」(毎週金曜午後9時)では、「252生存者あり」(10月1日)、「カイジ 人生逆転ゲーム」(15日)といった同局出資映画の初放送、「ルパン三世 カリオストロの城」(8日)、「猫の恩返し」(22日)などのアニメ作品に加え、全作品の放映権を獲得した「ハリー・ポッター」シリーズも放送していく。

 また、4月に引き続き、平日の月~水曜の午後11時58分からの時間帯を「ネクストゴールデンプライム」と位置付け、若年層をメーンターゲットに、ゴールデンやプライム帯に進出できるようなコンテンツ開発を行う。月曜に、単発の旅番組として人気を集めた「東野・岡村の旅猿」、火曜に松嶋尚美さんら4組の女芸人がゲストに過激な質問をぶつけていく「ギブアップ嬢」、水曜は熱狂的なマニアたちの生態をロンドンブーツ1号2号の田村淳さんがひもとく「新型学問 はまる!ツボ学」を放送する。(毎日新聞デジタル)

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