水戸黄門:「みせる立ち回りを」“里見黄門さま”新メンバーに“ダメ出し”

ドラマ「水戸黄門第42部」の制作発表に登場した(左から)内藤剛志さん、東幹久さん、里見浩太朗さん、的場浩司さん、雛形あきこさん、林家三平さん
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ドラマ「水戸黄門第42部」の制作発表に登場した(左から)内藤剛志さん、東幹久さん、里見浩太朗さん、的場浩司さん、雛形あきこさん、林家三平さん

 第42部を迎えるドラマ「水戸黄門」の制作が13日発表され、助さん役の東幹久さん、格さん役の的場浩司さん、新キャラクターの楓役の雛形あきこさんら新メンバーがそろって衣装姿で登場した。水戸光圀役の里見浩太朗さんは「立ち回りは3人とも苦労しています。まだまだできていない」とまさかの“ダメ出し”をしたが、「でも一生懸命やっているので、今はそれでいい。そのうち自分でみせる立ち回りを……」とエールを送っていた。

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 助さんと格さんは、東さんと的場さんで6代目で、主題歌「あゝ人生に涙あり」も2人のバージョンになる。雛形さんは、棒を武器に戦う新キャラクターとして光圀の旅をサポートする。5代目となるナレーターも槇大輔さんになる。

 会見で、的場さんは「幼少のころ『この紋所が目に入らぬか』とやっていたのを、自分がやらせてもらえるとは思っていなかった。魂を込めて撮影しています」、東さんも「子供のころ、黄門遊びをしました。面白いスカッとした作品を目指したい」と気合を入れていた。雛形さんは「新たな水戸黄門になっていると思うので、若い人たちにも見てもらえれば」とアピールしていた。

 42部は、水戸から離れた糸魚川藩から逃げた密偵が、江戸で討たれるが、絶命寸前に光圀に日本で取れないひすいの原石を託す。それが天下を揺るがす陰謀の始まりだった。さらに光圀の長男が治める高松藩で世継ぎ争いが起こっていることがわかり、光圀一行は高松を目指して旅立つ……というストーリー。1話では、助さんと格さんの出会いから一行の旅立ちまでが、これまでと違う視点で描かれ、ゲストとしてシリーズを“卒業”した由美かおるさんが登場する。

 ドラマは10月11日から毎週月曜午後8時放送予定(初回は午後7時から2時間スペシャル)。(毎日新聞デジタル)

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