雑誌で連載が始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。「フリージア」の松本次郎さんのマンガ「地獄のアリス」の連載が、22日に発売された「スーパージャンプ」（集英社）20号で始まった。

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“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　荒野を走っていたキャラバンを襲う追いはぎたち。隠れていた1人の若い女性を見つけ、襲おうとするが、追いはぎたちの前に現れたのは、謎の少女アリス。早速、ちょっかいを出そうとするが、アリスが「おまえは　すでに　しんでいる」と言うと、追いはぎの男の頭が吹き飛んだ。「狙撃（スナイプ）だ」とさけんだ男も殺され、形勢は“逆転”する……というストーリーだ。

　◇編集からのメッセージ　スーパージャンプ編集部　小野辰朗さん

　実写映画化もされた「フリージア」をはじめ、独自の世界観でカルト的人気を誇る松本次郎先生が、スーパージャンプ誌初登場＆新連載です！　荒廃した近未来を舞台に、謎の少女・アリスを伴う孤独な少年・シュウが、希望なき世界で生き抜くために戦うディストピア・スナイパー・ロマン。1話目は壮絶な銃撃戦を中心としたアクション要素の強い回ですが、その後の物語は、次第に明かされるアリスの謎と共に意外な方向へ……。これまでの“松本次郎”作品の特徴でもある過激なバイオレンス描写や独特なセリフ回し、どこか叙情的な雰囲気は残しつつ、「ジャンプ」的なエンタメ色も取り入れた、真骨頂にして新境地を狙う意欲作。ご期待ください！