俳優の市原隼人さんと女優の川島海荷さんが2日、ファンタジー映画「ガフールの伝説」(ザック・スナイダー監督)の舞台あいさつに登場。日本語吹き替え版で声優に初挑戦した市原さんは「楽しかったですね。初めての声優だったんですけど、声優さんってすごいなって感じました。声だけ出せばいいんですけど、体も動いちゃうんです」と笑顔で振り返り、「自分に子どもができたら見せたい。ものすごくまっすぐでピュアなんで、自分も頑張らないとと思った」と語った。
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「ガフールの伝説」は、キャスリン・ラスキーさんのファンタジー小説「ガフールの勇者たち」が原作。メンフクロウ属の子フクロウ、ソーレンと兄のクラッドは、あるとき、「純血団」を名乗る邪悪なフクロウ集団にさらわれてしまう。ソーレンは、同様にさらわれてきたサボテンフクロウ属のジルフィーらとともに純血団から逃亡を図り、メンフクロウ属のみをフクロウの純血種と考え、それ以外のフクロウを支配下に置こうと企む彼らの計画を阻止すべく、伝説の「勇者たち」が住むとされる「ガフールの神木」を目指す……というストーリー。日本語吹き替え版では、市原さんがソーレン役、川島さんがジルフィー役を担当した。
同じく声優に初挑戦した川島さんは「いつかは声優をやってみたいなと思っていたんです。こんなに早くできてうれしかったんですけど、やっぱり難しかったですね。声だけで表現するのもそうだし、普段はない息の芝居とかも多くて……。『自分はこんな声なんだ』と思いながらやってました。でも楽しめましたね」とにっこり。「このおはなしをやらせていただいて本当に幸せ。勇気や感動をもらえる映画だと思うので、子どもから大人までいろんな方に見てほしいです」とPRしていた。
舞台あいさつには、生後4カ月のメンフクロウも登場して会場を沸かせた。映画は丸の内ルーブル(東京都千代田区)ほか全国で公開中。3D版も同時上映。(毎日新聞デジタル)
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