注目アニメ紹介:「神のみぞ知るセカイ」ギャルゲーの達人が現実攻略 サンデーの異色ラブコメ

アニメ「神のみぞ知るセカイ」の1シーン(c)若木民喜/小学館・落とし神駆け魂隊・テレビ東京
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アニメ「神のみぞ知るセカイ」の1シーン(c)若木民喜/小学館・落とし神駆け魂隊・テレビ東京

 ゲームの天才である少年が、恋愛ゲームさながらに女の子たちを“攻略”していく「神のみぞ知るセカイ」が6日深夜から放送される。若木民喜さんが「週刊少年サンデー」に連載中の異色のラブコメディーが原作だ。

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 恋愛ゲーム、いわゆる「ギャルゲー」をこよなく愛する高校生の桂木桂馬(かつらぎ・けいま)は、「落とし神」と呼ばれるほどのスゴ腕のゲーマー。ある日、冥界からやって来た駆け出しのドジっ子悪魔・エリュシア・デ・ルート・イーマ(エルシィ)から、現実の女の子を難なく落とせる能力者と勘違いされて、地獄の契約を結ばされてしまう。そして桂馬は、協力者(バディー)として人の心のすき間に巣くう「駆け魂(かけたま)」狩りをすることに……。その方法は、現実の女の子を“攻略”、すなわち恋に落とすことだった……。

 見どころは、「現実(リアル)なんてクソゲーだ!」と毛嫌いしていた桂馬が、クラスメートや年上の女性にアタックすべく奮闘する点だ。ギャルゲーで鍛えた知識と経験を武器に、女の子を口説くことを恋愛ゲームに見立てる。そして桂馬はゲームの達人で、さらに“攻略”するための苦労はいとわない。ゲームと現実をシンクロさせて「エンディングは見えた」と言い放ち、現実をゲームに置き換えて逆境をはね返す姿に注目だ。

 桂馬は「バカとテストと召喚獣」の吉井明久を演じた下野紘さん、エルシィ役は「オオカミさんと七人の仲間たち」の赤井林檎の伊藤かな恵さん、陸上部に属する活発な女の子で桂馬を「オタメガネ」と呼ぶ高原歩美(たかはら・あゆみ)は「迷い猫オーバーラン」の霧谷希の竹達彩奈さんが担当する。「聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)」や「さらい屋五葉」のマングローブが制作する。

 放送は、テレビ東京とテレビせとうちで6日から毎週水曜深夜1時50分、テレビ大阪で8日から毎週金曜深夜1時53分、テレビ愛知で11日から毎週月曜深夜1時58分、テレビ北海道で6日から毎週水曜深夜2時20分、TVQ九州放送で12日から毎週火曜深夜1時53分の予定。(毎日新聞デジタル)

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