尾上菊之助：海老蔵に「同級生なので非常に心配」　映画「ナルニア国物語」会見でコメント

　歌舞伎俳優の尾上菊之助さんが6日、映画「ナルニア国物語　第3章　アスラン王と魔法の島」（マイケル・アプテッド監督）の日本語吹き替え版の声優発表会見に登場。暴行事件で顔などに大けがをした市川海老蔵さんについて「同級生なので非常に心配しているし、待っているお客さんもいっぱいいるので早い復帰を期待しています」と語った。

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　映画は、英作家C.S.ルイスの児童文学を映像化した人気シリーズ第3作。ナルニアの海とそこに浮かぶ島々を舞台に、いとこのユースチスとともに絵の中に吸い込まれたエドマンドとルーシーの兄妹は、帆船にのって大海原へと旅に出る。ナルニアは、白い魔女よりも邪悪で謎めいた「霧」によって、光を奪われるという脅威にさらされていた。心に潜む恐れを実体化する霧の魔力に打ち勝つため、彼らは自分自身の弱さと闘い、真の勇気を試される…というストーリー。シリーズ初の3D版で来年2月25日に公開される。

　前作で「カスピアン王子」を演じた尾上さんは成長した「カスピアン王」の声を担当。会見では、第1作から「白い魔女」を担当する女優の大地真央さんと、物語のかぎを握る新キャラクター「青い星の妖精リリアンディル」役を担当する歌手のはいだしょうこさんと登場した。（毎日新聞デジタル）