竹内結子:「日本のヘプバーン」と監督絶賛の海外ドラマ初出演作がDVDに

米ドラマ「フラッシュフォワード」の一場面。右は竹内結子さん(c)ABC Studios.
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米ドラマ「フラッシュフォワード」の一場面。右は竹内結子さん(c)ABC Studios.

 女優の竹内結子さんが出演した米ABC製作のテレビドラマ「フラッシュフォワード」のDVDが11年3月に一挙リリースされる。発売元のウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが発表した。このドラマで竹内さんは、海外テレビドラマに初出演。マイケル・ナンキン監督は「結子は近年最大の発見だよ。日本のヘプバーンだね。こんなに素晴らしい女優だとは思わなかった」と、竹内さんを絶賛している。

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 ドラマは、SF作家ロバート・J・ソウヤーの同名小説が原作。09年10月6日に全人類が2分17秒間同時に意識を失い、その間に翌10年4月29日午後10時の自分の未来に起こる出来事を見てしまう。未来を知ってしまった人々は運命にどう立ち向かうのか……というストーリー。竹内さんはキャリアや自分の将来に悩みながらも、自分を信じて進む繊細な日本人女性「ケイコ」を熱演した。ジョセフ・ファインズやジョン・チョー、ソーニャ・ヴァルゲルといった豪華キャストや、人気ドラマシリーズ「24−TWENTY FOUR−」のスタッフらが結集し、米国で09年9月に第1話が放送された際には約1250万人の視聴を記録した。日本でも今年7月に海外ドラマチャンネルのAXNで放送が始まっている。

 同時発売のDVDボックスには、特典映像として、竹内さんの撮影現場での様子などを収録したボーナス映像「MEET YUKO」を収録。制作陣やキャストに温かく迎えられ、日本とのドラマ制作過程の違いなどに驚きながらも演技に取り組む様子が収められている。同特典映像は、日本だけでなく、米、仏、伊、独、スペイン、ブラジルなど15カ国のDVDにも収録される。

 竹内さんについて、製作総指揮のデヴィット・S・ゴイヤーさんも「日本を舞台にしたエピソードでは、絶対に本物の日本人女優を使いたかった。結子の演技はすべて素晴らしかった」と賛辞を贈っている。DVDの発売とレンタル開始は11年3月2日。DVDVol.1は1500円、DVDボックスは1万8900円。(毎日新聞デジタル)

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