15日に放送されるトークバラエティー番組「グータンヌーボ」（関西テレビ・フジテレビ系）の特番「ザ・プレミアムグータン」に、人気女装家のマツコ・デラックスさんが出演する。マツコさんは同じくゲストの小池栄子さんと、ホステス役の優香さんとともに“ガールズトーク”を繰り広げるという。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　「グータンヌーボ」は、女性有名人らの本音が乱れ飛ぶ人気のガールズトーク番組。通常は30分番組だが、「ザ・プレミアムグータン」は午後10時～11時半の1時間半の拡大版で放送する。マツコさんが出演する「マツコグータン」のほか、“アラフィフ（アラウンドフィフティー）”の夏木マリさん、浅田美代子さん、萬田久子さんの3人が集まった「美魔女グータン」。16日に最終回を迎えるドラマ「医龍3」に出演中の坂口憲二さん、小池徹平さん、遠藤憲一さんの3人が集まった男性版「医龍グータン」のロケ3本立て。スタジオゲストには中村獅童さんとお笑いコンビ「雨上がり決死隊」が登場する。

　「マツコグータン」で、同番組のロケに初参加したマツコさんは冒頭から「水じゃご飯なんか食べられないわよ！」と1杯目のビールを数十秒で飲み干し、「グータンってトークの尺が短いわよね。スタジオの男の人っている？」と早速毒舌を披露する。マツコさんによればグータンは、「男はプライドを絶対に曲げないけど、女のトークは本音がトロッと出ちゃうから面白い」のだとか。優香さんから恋愛話を聞かれたマツコさんは、車から引きずり出されて置き去りにされた経験などを話し、現在は恋愛に対して「面倒くさくなっちゃったのよ、寂しいけど、感じなくなっちゃった。だから何もなくて家にいるときは、ずーっとソファに座ってぼーっとしている」と、知られざる休日の過ごし方や複雑な恋愛に対する思いを語った。マツコさんが女装を始めたのは20歳過ぎからで「最初のころは高揚感があったけど、今は皆さんが仕事前にメークをするのと同じ。唯一の趣味だったのに仕事になってしまった」とぼやく。

　2本目の「美魔女グータン」は、3人集まるなり「メニューが見えない」と老眼鏡を取り出し、ウエーターの言葉は聞き間違え、「最近耳が遠いし目が悪い」と年を取ったことを嘆き合う。夏木さんは今年のクリスマスは京都のパートナーの実家で過ごすという。夏木さんはひとり暮らしが長かったが、「もう時間がないから」と積極的にアタックしたところOKで、「年を重ねてからの2人は幸せ」と充実している様子。一方、浅田さんは、最近すっかり恋愛は大人しくなってしまっているという。「人が恋愛する期間って決まっていて、私は30代のころは恋多き女っていわれたけど、その時に恋愛しすぎてもう終わっちゃったのかな」と残念がる。

　3本目の「医龍グータン」では、坂口さんがある作品の収録でスタッフを含む50人と、4カ月間沖縄のホテルに滞在した時の話を切り出し「それだけ（の期間一緒に）いると、やっぱりいろいろあるんですよね。恋もあるし……」と舞台裏を明かす。遠藤さんは29歳で結婚する際、プロポーズするまでに5年かかったといい「結婚しようと思い立った日は、近所を一軒一軒、『結婚します』とあいさつして回った」と秘話を披露。それに対し、そろそろ結婚を意識しだした35歳の坂口さんは……？　ドラマ「医龍」について坂口さんは「『医龍』が好き過ぎて監督とぶつかってしまうこともある。でもそれくらい皆の思いが深い作品」と、男ならではの仕事談義に花が咲いた。

　この模様は、15日午後10時～11時半に放送される。（毎日新聞デジタル）