「こども店長」で一世を風靡（ふうび）した人気子役の加藤清史郎君が今度は王様に扮（ふん）したCMが13日から全国で放送される。ファミリーレストラン「ガスト」が同日から発売する新メニュー「お箸で切れちゃうビーフシチュー」のCMで、加藤君は「お肉をやわらかくするのだ～」と命令を下す威厳のある王様を演じる。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　こども店長では、「これから目線」をテーマに子供らしいたとえで減税などを説明した加藤君。今度は子ども目線で命令を下し、夢のようなメニューを実現させる。「お箸で切れちゃうビーフシチュー」は「日本がうれし～いプレミアム」の第1弾として、ガストが売り出す牛肉150グラムをじっくり煮込んだビーフシチュー。CMでは、家庭ではできないひと手間を加えたプレミアムシリーズのおいしさや驚きを表現し、加藤君が「子どもにとって夢のようなメニューがガストなら本当になるのだ！」と訴える。

　撮影で王冠とマントを着こなした王様の格好で現場入りした加藤君は、最初は緊張した面持ちだったが、カメラが回っていないところでせりふの練習をしたり、マントをカッコよく払う練習をしたりして、徐々にリラックス。撮影の合間にはビーフシチューの匂いに誘われて、調理場を見に行く子どもらしい一面を見せながらも監督からの「王様らしく力強く！」という要望に一発で応えた。また、自分で納得できないシーンは自ら、「もう一度お願いします」と大人顔負けのプロ意識も見せた。

　同メニューの価格は、単品で838円、ライスやコールスローサラダ、日替わりスープとのセット価格は1048円。（毎日新聞デジタル）