堺正章:「チューボーですよ!」放送800回 「ゲストを料理して1000回へ」と意欲

「チューボーですよ!」懇親会に登場した堺正章さん(右)と枡田絵理奈アナウンサー
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「チューボーですよ!」懇親会に登場した堺正章さん(右)と枡田絵理奈アナウンサー

 タレントの堺正章さんが“巨匠”としてゲストとともに料理に挑戦する番組「チューボーですよ!」(TBS系)の放送800回を記念して19日、番組セットで懇親会が開かれ、堺さんがアシスタントの枡田絵理奈アナと出席した。堺さんは17年間で「一つくらい料理を覚えてもいいのかな、と思いましたが覚えられなかった。料理の基本は火加減。私はどちらかというとゲストを料理しなければいけないのでね」と笑顔で話し、今後の目標は「夢の4けたにはあと4年、60の後半までやらなければいけない。皆さんに『1000回までやらしてやろうよ』という気持ちになってもらえるように」と意気込んでいた。

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 「チューボーですよ!」は、94年4月9日にスタート。堺さんがゲストとのトークを交えて料理を作る30分間の料理バラエティーで、「街の巨匠」3人のアドバイスを参考に、テーマのメニューに挑戦。最後に試食し、ゲストが星で採点するという内容。

 第1回のゲストは中森明菜さんでメニューはボンゴレロッソ、星は一つだった。堺さんが一番思い出深いゲストとして挙げたのは、昨年夏に出演した内田裕也さんで、「緊張と命をかけてぶつかっていった。何を作ったか覚えてないくらい」と振り返った。

 同番組は、初代の雨宮塔子さんから、外山理恵さん、木村郁美さん、小林麻耶さんと歴代人気女子アナがアシスタントを務め、枡田アナは5代目となる。堺さんは「出来としては3番目くらいかな」と言いながらも「このところ包丁使いとか、料理の腕が上がっているんですよ。自分のポジションのわきまえ方とかもうまくなってきたのでほどなく2番になるかな」と高評価を付けた。枡田アナは「小学生のころにやっていた番組にまさか出ているとは想像もつかなかった。まもなく2位に上昇します」とうれしそうに宣言した。

 通算800回となる29日放送のゲストは、登場回数1位の井上順さんと5位のムッシュかまやつさんのスパイダース仲間で、中華料理「魚の丸揚げ甘酢あんかけ」に挑戦。番組では井上さんの年の差30歳の“彼女”について堺さんが聞き出したり、スパイダース時代の秘話や名曲の披露、過去の「チューボーですよ!」の思い出話で盛り上がる。枡田アナは「ゲストの料理もお上手な巨匠が、井上さんとかまやつさんに、逆にめちゃくちゃ料理されていました。あんなに大変そうな巨匠を見たのは初めて。ぜひ見てほしいです」とアピールしていた。(毎日新聞デジタル)

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