ナルニア国物語:収益の一部を被災地へ寄付

 現在公開中の映画「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」の配給元「20世紀フォックス映画」は、東日本大震災の被災者支援と被災地復興のため、収益の一部を日本赤十字社を通じて寄付すると発表した。

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 同映画は、英作家のクライブ・ステープルス・ルイスさんのファンタジー児童文学「ナルニア国物語」第3作「朝びらき丸 東の海へ」を実写化したもの。4人兄妹の次男・エドマンドと次女・ルーシー、意地悪ないとこのユースチスが船の絵の中に吸い込まれ、ナルニアの海へと導かれるところから始まる。そして第2作の冒険で出会った少年王・カスピアンに再会し、ともに東の海を目指して旅する……というストーリー。

 同社は同映画について「子どもたちが仲間とともに力を合わせ、真の勇気を持って立ち上がるという映画のテーマ性を通じて、豊かな想像力をはぐくんでいただきたい」としており、「被災された方々、そして少しでも多くの子どもたちに勇気を与えられれば」とコメントを寄せている。(毎日新聞デジタル)

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