10年の仏カンヌ国際映画祭で、タイ映画では初めてパルムドール(最高賞)に輝いた「ブンミおじさんの森」(アピチャッポン・ウィーラセタクン監督)が公開中だ。審査委員長を務めたティム・バートン監督は「この映画には、私が見たこともないファンタジーがあった。僕たちはいつも映画にサプライズを求めている。この映画は、まさにそのサプライズをもたらした」と絶賛。「アリス・イン・ワンダーランド」など、常に想像力に豊かな作品を送り出すバートン監督がそう言うのだから、その独創性やイマジネーションは折り紙つきだ。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
腎臓病を患い余命わずかであることを悟ったブンミおじさんは、亡き妻の妹ジェンを自分の農園に呼び寄せ、あとを任せようとする。そんな彼とジェンの前に、ブンミの妻の霊や、数年前に消息を絶った息子が猿の精霊となって現れる……。
ジャングルの中に現れる黒々とした水牛。目が赤く光る猿らしき生き物。王女様の一行と水の中を泳ぎ回るナマズ……。そうした数々の光景に意表を突かれるが、ウィーラセタクン監督は、ある僧侶が書いた「前世を思い出せる男」という小冊子に触発され、このストーリーを書いたという。つまり、観客を含む生きとし生けるものすべての前世は水牛であるかもしれないし、王女であるかもしれない。あるいは虫かもしれないのだ。観客は現実とイメージ、過去と現在、生と死の境界線を軽々と飛び越えてしまうウィーラセタクン監督の感性と世界観の斬新さに、最初は戸惑うかもしれない。しかし、映像に身を委ねていると不思議と心が安らいでくる。映画という表現力の奥深さと多様性を改めて“体感”できる作品だ。シネマライズ(東京都渋谷区)ほかで全国順次公開中。(りんたいこ/毎日新聞デジタル)
俳優の吉沢亮さんが12月31日、歌舞伎座 (東京都中央区)で行われた主演映画「国宝」(李相日監督)の「歌舞伎座大晦日特別上映会」の舞台あいさつに登場した。実写ナンバーワンの作品と…
映画「シン・ゴジラ」のソフトビニール製フィギュア「Gザウルス ゴジラ(2016)覚醒熱線放射Ver.」(プレックス)が発売される。2万7280円。
12月29日に発表された26~28日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督・バイロン・ハワード監督…
映画「ゴジラ」とアニメやゲームなどが人気の「デジモン」がコラボしたフィギュア「東宝大怪獣 ウォーグレイモン:“G”侵食モード」(プレックス)が発売される。3万7400円。
俳優の中村雅俊さんが12月15日、都内で開かれた映画「五十年目の俺たちの旅」の原作本「噴水 五十年目の俺たちの旅」の出版を記念したトークショーイベントに登場。映画の 原作・脚本を…