櫻井翔:CM撮影でハリウッドのスタッフと英語でコミュニケーション

 アイドルグループ「嵐」の櫻井翔さん(29)が、出演する生命保険「アフラック」のCM「青いダック」シリーズで、ダックと息の合った演技をみせている。20日から全国で放送される新CMの撮影では、ダックを操作するハリウッドのパペット使いと英語でコミュニケーションを取りながらタイミングを確認し、ダックと自然に温かく交流する姿をみせている。

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 ダックは自然な動きを再現するため、ハリウッドのスタッフが4人がかりで操作しており、本を読んでいる櫻井さんの方を向くシーンでは、ピンポイントのタイミングでダックを動かす難しい操作が求められた。スタッフは英語で「どのタイミングで振り向けばいいか」と通訳に確認したところ、すかさず櫻井さんが「『オヤジすごいです』(の後です)」と回答。スタッフからは「さすが」の声があがっていたという。

 新CMは「こうじさん編」「さとし先生編」の2種類。前CMで目的地としていた「青いダック図書館」に到着した櫻井さんとダック。図書館で見つけた青い本「青い鳥、みつけた」にはがんと向き合う人々の声が書かれていた。通院で抗がん剤治療を受ける父を持つ岐阜県のこうじさんと、北海道のがん治療医・さとし先生。本のページをめくろうとすると、くちばしでサポートする青いダックにほほえんだり、花を一輪挿しに挿すダックにお礼の気持ちを込めてくちばしに軽くふれる櫻井さんの姿が描かれている。

 本の中のストーリーはがんを経験した人とその家族、抗がん剤治療に携わっている医師の話を基に構成しており、櫻井さんは「がんと向き合う方の思いをきちんと伝えたい」という使命感をみせたという。(毎日新聞デジタル)

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