23日に発表された21、22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、20日に全国800スクリーンで公開された新作「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」が、公開3日間で観客動員約98万6000人、興行収入約15億2000万円(土日2日間では約77万3000人、約12億1000万円)を記録し、11年公開作品の中でナンバーワンのオープニング成績を記録した。
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「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」は、シリーズ初の3D作品。オープニングの興行収入を過去の作品と比べると、06年公開の「デッドマンズ・チェスト」(最終興行収入約100億2000万円)の土日(先行公開除く)対比で122%、07年公開の「ワールド・エンド」(約109億円)の初日3日間とは82%。また同じくジョニー・デップさん主演の10年ヒット作「アリス・イン・ワンダーランド」(約118億円)の土日とは92%となり、今年最初の興行収入100億円超えが見込めるスタートを切った。
映画は、永遠の命をもたらすといわれる “生命の泉”を狙って、デップさんが演じる海賊ジャック・スパロウが、新たな冒険を繰り広げる物語。イアン・マクシェーンさんが演じるパイレーツ史上最強の敵“黒ひげ”や、ペネロペ・クルスさん演じるジャックの昔の恋人で女海賊の“アンジェリカ”、海軍将校に寝返ったジェフリー・ラッシュさん演じる元海賊のバルボッサが登場し、「シカゴ」や「NINE」のロブ・マーシャル監督がメガホンをとる。全米では4155館で公開され、3日間で興行収入約9000万ドルという爆発的ヒットを記録。イギリス、フランス、中国などでもナンバーワンを記録している。
そのほか、2位以下に大きな変化はないが、前週初登場11位の「はやぶさ HAYABUSA −BACK TO THE EARTH −」が10位にランクアップ。3位の「岳 −ガク−」は公開3週目で興行収入10億円、5週目で5位の「GANTZ PERFECT ANSWER」は動員200万人で興行収入25億円をそれぞれ突破。8位の「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」も6週目を迎えて動員100万人を突破している。(毎日新聞デジタル)
1位 パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉
2位 ブラック・スワン
3位 岳 −ガク−
4位 名探偵コナン 沈黙の15分
5位 GANTZ PERFECT ANSWER
6位 八日目の蝉
7位 阪急電車 片道15分の奇跡
8位 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦
9位 英国王のスピーチ
10位 はやぶさ HAYABUSA −BACK TO THE EARTH−
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