映画興行成績:「パイレーツ・オブ・カリビアン」首位をキープ 「プリンセス トヨトミ」が2位

「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の一場面 (C)Disney
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「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」の一場面 (C)Disney

 30日に発表された28、29日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、20日に全国800スクリーンで公開された「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」が、約70万9000人を動員、興行収入約11億1309万円で、2週連続の首位をキープした。興行収入は前週比92%と2週目も好調を維持しており、公開10日間の累計で早くも動員約235万4000人、興行収入約36億670万円をあげた。全世界での成績も、公開12日間累計で興行収入6億2000万ドル(500億円を突破している。

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 2位は新作「プリンセス トヨトミ」で、全国277スクリーンでの初日2日間は、約23万4000人を動員し、興行収入は約3億600万円。続く3位も新作「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」で初日2日間で約12万5000人を動員、興行収入は約1億4000万円だった。「イノリティ・リポート」や「ブレードランナー」などの人気SF作家フィリップ・K・ディックさんの短編小説を映画化したマッド・デイモンさん主演の新作「アジャストメント」は6位に初登場した。

 「プリンセス トヨトミ」は、「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」で知られる万城目学さんの同名小説が原作で映画「HERO」の鈴木雅之監督がメガホンを取る。会計検査院の調査官3人が、“大阪国独立”という400年にわたる秘密を守り続けてきた男たちと繰り広げる、現代の大阪を舞台に描いたSFファンタジーで、調査官を堤真一さん、綾瀬はるかさん、岡田将生さんが演じ、中井貴一さんが大阪国総理大臣を演じる。発行部数約2000万部という手塚治虫さんの代表作「ブッダ」の初のアニメ映画化となる「手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく」は、3部作構成の第1部で、2500年前のインドを舞台に、のちにブッダとなるシャカ国の王子シッダールタが出家を決意するまでを描く。堺雅人さんや吉永小百合さん、吉岡秀隆さんほか豪華声優陣が参加している。 

 そのほか 5位の「岳 −ガク−」は4週目を迎え動員100万人を突破、7位「名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)」は7週目を迎え、動員約250万人、興行収入約30億円を突破、9位「八日目の蝉」は5週目で、興行収入約10億円突破を果たしている。(毎日新聞デジタル)

1位 パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉

2位 プリンセス トヨトミ

3位 手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく

4位 ブラック・スワン

5位 岳 −ガク−

6位 アジャストメント

7位 名探偵コナン 沈黙の15分

8位 GANTZ PERFECT ANSWER

9位 八日目の蝉

10位 阪急電車 片道15分の奇跡

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