小中学生漫才コンビ「まえだまえだ」の前田航基、旺志郎君の兄弟が11日、主演を務める映画「奇跡」(是枝裕和監督)の初日舞台あいさつに登場。一緒に舞台に立った女優の樹木希林さんから、撮影中、役者としてのアドバイスや、騒いでいたことを注意されても聞かなかったことを暴露されると、兄の航基君は「でもまあ、子供なんで(笑い)」、弟の旺志郎君は「はしゃがなかったら、ストレスたまる」と悪びれずに笑顔で語り、会場を沸かせた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
「奇跡」は、11年3月の九州新幹線全線(博多−鹿児島中央間)開通に向けJR九州とJR東日本企画が企画した映画で、鉄道好きの是枝監督がメガホンを取った。離婚した両親が仲直りし、再び家族4人で暮らす日を夢みる航一(航基君)は母親や祖父母と鹿児島で暮らしながら、福岡で父親と暮らす弟龍之介(旺志郎君)と連絡を取っては、家族を元通りにする方法に頭を悩ませていた。一方、鹿児島や博多は九州新幹線全線開通で沸きに沸いていた。開通式の日、博多から南下する「つばめ」と鹿児島から北上する「さくら」、二つの新幹線の一番列車が行き交う瞬間に奇跡が起こる。そんなうわさを聞きつけた2人は、まさに「奇跡」を起こすための壮大で無謀な計画を立て始める……というストーリー。
舞台あいさつには、大塚寧々さんと是枝監督も登場。普段やさしい母親役の大塚さんが家族けんかするシーンでひょう変したことに、航基君と旺志郎君は「人間、ここまで変われるのかって」とショックを受けたと振り返ると、大塚さんは「素で怖がってたのはわかったんですが……。ごめんね」と苦笑いだった。
映画は「新宿バルト9」ほか、全国公開中。(毎日新聞デジタル)
12月23日に発表された20~22日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、人間の細胞を擬人化したキャラクターが登場する清水茜さんの人気マンガを実写化した「はたらく細…
歌手の氷川きよしさんが開催したデビュー25周年コンサートツアーの劇場版「氷川きよし/KIYOSHI HIKAWA+KIINA.25th Anniversary Concert T…
中島健人さんがMCを務める映画情報番組「中島健人 映画の旅人」(WOWOW)の第6回が、1月12日午前0時からWOWOWプライムで放送される。それに先駆け、1月1日午前0時からW…
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)の大ヒット御礼舞台あいさつが12月23日、東京都内で開かれた。イベントでは…
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…