俳優の織田裕二さんが15年ぶりに参天製薬の目薬「サンテFX」のCMキャラクターに復帰することになり、15日、ラフォーレミュージアム六本木(東京都港区)であった「サンテFX20周年記念プロジェクト」記者発表会に登場。織田さんは「商品立ち上げの時にやって、またやってくれって言われた時うれしかったですね。(CMが)『キターッ』て感じですかね」と笑顔で決め、「なぜあんなに力んで『キターッ!』って言っているかを、差して確かめてみてください」とPRした。新CMは18日から全国で一斉に放送される。
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サンテFXは、「強い清涼感で目に爽快感を与える」というコンセプトで参天製薬が91年に発売した目薬で、今年20周年を迎え、累計販売7000万個を突破している。織田さんは発売当時に同商品のCMキャラクターに起用され、目薬を差して「キターッ!」と叫ぶCMが強烈な印象を与えた。「キターッ!」はその後、ものまねタレントの山本高広さんの十八番として披露されるようになり、2008年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の候補に選ばれ、ネット上でも使われるようになるなど一般に浸透した。
織田さんの再登板は20周年記念プロジェクトの一環で、新CM「Twenty」編では、「サンテFX」のボトルを手にした織田さんが「20年目のFX」と言いながら目に一滴差し、強い清涼感とその後の爽快感を、「キターッ!」というおなじみの叫び声で表現している。織田さんはテレビCMのほか交通広告や、同商品のブランドサイト内で実施するプレゼントキャンペーンなどに登場する。
20年前の撮影時について織田さんは「目薬を使ってみて『あ、これはすごい』というこの感じをそのまま伝えた」と話し、周りの反応は「皆さん、目が合うとにこっとする。CMの印象が突き抜けてたんでしょうね」と振り返った。今回、完成したCMを見て「あんなに大声出すこと初めてでした。マックスでやったのでフラフラでした。20周年だから20パターンは撮りますって監督に言われたのに、あれはどこで使うんだろう?」と感想を漏らしていた。(毎日新聞デジタル)
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