注目ドラマ紹介:「IS~男でも女でもない性~」 性分化疾患テーマに 福田沙紀と剛力彩芽がW主演

「IS~男でも女でもない性~」の場面 (C)テレビ東京
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「IS~男でも女でもない性~」の場面 (C)テレビ東京

 性別があいまいな状態で生まれる性分化疾患をテーマにしたドラマ「IS(アイエス)~男でも女でもない性~」が18日スタートする。福田沙紀さんと剛力彩芽さんがダブル主演を務める話題作だ。

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 性分化疾患(IS)は、性器や染色体などの性別があいまいな状態の先天的疾患の総称。数千人に1人の割合で生まれるといい、社会の差別や偏見を前に、性別を決めて性器形成手術を受け、本人や周囲が隠すケースもあるとされている。

 ドラマは、六花チヨさんがマンガ誌「Kiss」(講談社)などに連載し、第31回講談社漫画賞を受賞した同名マンガが原作。「IS」として生まれた星野春が、成長していく体と、心の変化に戸惑いながら生きていく物語。春役を福田さん、春の同級生で、ある秘密を抱える相原美和子を剛力さんが演じるほか、春の初恋相手、伊吹憲次役で井上正大さんが出演。また、美和子の母直子役で西田尚美さん、「IS」のまま育てようとする春の母親、陽子役を南果歩さんが務めるほか、入江甚儀さん、西村雅彦さん、高橋ジョージさん、大杉漣さんらも出演する。

 第1話では、生後すぐにISと診断され、子宮と卵巣が認められたため、戸籍上は女性として届けられた星野春(福田さん)は、成長とともに男性としての志向が強くなり、中学までは男子生徒として生活を送っていた。ところが、進学先の高校では、戸籍上は女性となっている春を男子生徒として通学させることを認められなかったため、春は違和感を覚えながらも3年間だけ女性として通学すると決める。高校生活をスタートさせた春は、謎めいた面を持つクラスメートの相原美和子(剛力さん)と出会う……。放送は、18日から毎週月曜午後10時。(毎日新聞デジタル)

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