人気グループ「TOKIO」の山口達也さんが3日、3Dアニメ映画「カンフー・パンダ2」(19日公開)のキャンペーンで福島市と仙台市を訪れ、日本語吹き替え版キャストの笹野高史さん、MEGUMIさんとともに舞台あいさつを行った。親子連れなどに温かく迎えられた山口さんは「親子で一つの作品を楽しむことは、本当に親子関係もすごくよくなると思います。他の誰かと同じものを見て感動したり笑ったりすることは、体も心も健康になると思っています。勉強でも運動でも友だち同士で協力すれば見えない敵にも勝てる強い力を持てると思いますので、ぜひみなさん、一人で頑張らないで、みんなで手をつないで頑張っていきましょう!」と被災地にエールを送った。
ウナギノボリ
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「カンフー・パンダ2」は、08年に公開されたアニメ映画「カンフー・パンダ」の続編。平和の谷を守るため、カンフーの達人「マスター・ファイブ」とともに暮らしていたジャイアントパンダのポーの前に、中国を制覇してカンフーを抹殺しようともくろむクジャクのシェン大老の軍勢が新たな敵として現れる。敵の陰謀を阻止するためには、ポーの出生の秘密が関係していて……というストーリー。前作に続いてポーの声をジャック・ブラックさん、ポーとともに戦うマスター・ファイブの一人であるマスター・タイガーをアンジェリーナ・ジョリーさん、ポーらの師匠・シーフー老師をダスティン・ホフマンさんが担当。日本語吹き替え版では山口さんがポーを、笹野さんがシーフー老師を、MEGUMIさんがマスター・ファイブの一人マスター・ヘビを演じている。
2日に東京都内で行われた親子ジャパンプレミアを皮切りに、全国舞台あいさつをスタートした山口さんらは、3日にはワーナー・マイカル・シネマズ福島(福島市)、続いてMOVIX仙台(仙台市)を訪問。福島では400人以上のファンの大歓声に迎えられる中、レッドカーペットに登場。仙台では6日に開幕する仙台七夕祭りに合わせて、特製の“パンダ笹(ささ)飾り”が飾られたゴージャスな演出を施したステージで舞台あいさつを行い、東京で行われたプレミア試写会の来場客からの応援メッセージが書かれたカードが会場に張られ、山口さんらも熱い応援メッセージを書き込んだ“応援旗”を劇場に贈呈した。
舞台あいさつでは、MEGUMIさんが「本当に大変だと思いますが、東京にいる私たちはいつも皆さんのことを考えています。今日のような映画でつかの間の娯楽や笑いを皆様に提供していければと思っています。一緒に頑張っていきましょう」と呼びかけた。笹野さんも「世界中が東北の方々の我慢強さや礼儀正しさに感動したというニュースをぼくら日本人は本当に誇りに思っています。むしろ、私たちを勇気づけてくれているのは東北の方々の強さだと思う。個人的には皆様に国民栄誉賞を贈りたい。どうか頑張ってください!」と力を込めるた熱いメッセージを送った。
映画は19日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)
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