ゲーム雑誌大手のエンターブレインがこのほど発表した11年7月のゲーム販売ランキングによると、1万円の値下げが発表された任天堂の携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の売り上げが7月第5週に前週から半減したことがわかった。値下げ前の買い控えとみられ、同期間の週間売り上げではソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「PSP」に首位の座を明け渡している。
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3DSは、月間で14万8913台を売り上げ、家庭用ゲーム機で2カ月連続で首位を獲得した。しかし、週間では、1週目3万1545台▽2週目2万3219台▽3週目4万5949台▽4週目3万2381台−−だったのに対し、5週目は1万5819台と半減した。
一方、ソニー・コンピュータエンタテインメントの携帯ゲーム機「PSP」は、13万8016台を売り上げ、月間2位だった。週間では、1週目2万6459台▽2週目2万5680台▽3週目2万4957台▽4週目2万6996台−−と推移し、5週目は3万3524台と売り上げが微増。週間売り上げで3DSを上回った。
なお、ソフトランキングの首位は、21万4106本を売り上げた「みんなのリズム天国」(Wii、任天堂)、2位は「太鼓の達人ぽ~たぶるDX」(PSP、バンダイナムコゲームズ)で17万7125本、3位は「実況パワフルプロ野球2011」(PS3、KONAMI)で17万2003本。3DS用ソフトでトップ10入りしたのは、8万7825本を売り上げた7位の「テイルズ オブ ジ アビス」(3DS、バンダイナムコゲームズ)のみだった。
調査はファミ通データ協力店3600の売り上げデータをもとに、6月27日~7月31日の5週分を集計した。(毎日新聞デジタル)
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