市川海老蔵:役どころ津雲半四郎のキャラ「ICHIMEIくん」が近日登場 3D時代劇「一命」

市川海老蔵さん演じる津雲半四郎(左)とICHIMEIくん (C)2011 映画「一命」製作委員会
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市川海老蔵さん演じる津雲半四郎(左)とICHIMEIくん (C)2011 映画「一命」製作委員会

 歌舞伎俳優の市川海老蔵さんと俳優の瑛太さんの共演で話題の3D時代劇「一命」(三池崇史監督)を盛り上げるキャラクター・ICHIMEIくんが、近日中に公式サイトに登場することが明らかになった。市川さん演じる津雲半四郎の若いころをモデルにしているという。名門・井伊家に津雲半四郎が切腹を願い出るシーンから始まる同映画にちなみ、井伊家と縁のある東京都内各所を公式サイト上で紹介するほか、イベントなどでも活躍する予定。

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 映画は、1958年に発表された滝口康彦さんの「異聞浪人記」を基に三池監督が3Dで映画化。原作は1962年に仲代達矢さんの主演映画「切腹」として映画化されている。浪人の津雲半四郎(海老蔵さん)と千々岩求女(瑛太さん)は、それぞれの事情で生活が困窮していたが、愛する人との生活を願い、武家社会に立ち向かっていく……という物語。同作は今年のカンヌ映画祭のコンペティション部門で上映された。

 ICHIMEIくんは、平成の時代に生きる武士のキャラクター。同映画を見たICHIMEIくんは、津雲半四郎の生き方に感銘を受け、若いころの津雲半四郎をまねているという。ICHIMEIくんは、彦根藩2代目藩主・井伊直孝が、豪徳寺の和尚さんが飼っていたネコのおかげで命拾いしたというエピソードで知られる豪徳寺をはじめ、井伊家屋敷の跡地であるニューオータニ(中屋敷)、明治神宮(下屋敷)、国会議事堂近く(上屋敷)、イベントなどに登場する予定。また、全国行脚も予定している。

 映画「一命」は10月15日に全国で公開。3D同時上映。(毎日新聞デジタル)

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