岡田将生:源頼朝姿を初公開 12年大河「平清盛」初回放送は1月8日に決定

「平清盛」の撮影で源頼朝の扮装をする岡田将生さん(右)=NHK提供
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「平清盛」の撮影で源頼朝の扮装をする岡田将生さん(右)=NHK提供

 俳優の松山ケンイチさん(26)主演の12年NHK大河ドラマ「平清盛」に源頼朝役で出演する岡田将生さん(22)が27日、頼朝の扮装(ふんそう)姿を初公開した。公開されたのは、初回放送の冒頭に登場する頼朝の姿で、岡田さんは狩衣(かりぎぬ)と立烏帽子(たてえぼし)を身につけている。また同ドラマの初回が、1月8日に73分拡大版で放送されることも明らかになった。

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 「平清盛」は、武士が貴族たちから差別されていた時代、本当の親を知らないまま、武士の新興勢力・平氏の元で育てられた少年が、瀬戸内海の海賊を束ねて“武士の王”となり、貿易こそがこの国が豊かになる道だと人々に説く……という物語。

 初回は、鎌倉で父・義朝の菩提(ぼだい)寺の立柱儀式に臨んでいた39歳の頼朝が、壇ノ浦で平家を滅ぼして歓喜する兵を見て「平清盛とはいかなる男だったのか?」「私はあの男に本当に勝ったのだろうか……」と清盛について思いをめぐらせるエピソードから始まる。父・義朝を倒し、自分を罪人として伊豆に流した清盛を倒すことを夢見てきた頼朝が、清盛のすごさに気づき、清盛の誕生の秘密が明かされていくという。

 岡田さんは、自身がふんする頼朝が最初に物語に登場することから「台本を読んだ時点で、そのことを知り、とても恐縮です」とコメント。初めての出演となる大河ドラマの撮影について「ロケの規模の大きさにびっくりして、本当にすごいなあと思いました。かつらも衣装もすごく凝っていて、気持ちが上がって、役にすんなり入れました。すんなり入れた分、思っていたより緊張せず楽しんでやれました」と話している。岡田さんは全編にわたって語り(ナレーション)も担当する。

 磯智明チーフ・プロデューサーは「『たくましい平安』を合言葉に、リアルな平安時代末期の人々の生き様を刻み込んだ渾身(こんしん)の映像も見どころです」とコメント。岡田さんのナレーションを「さわやかで若々しい頼朝役・岡田将生さんのナレーションが、この作品に新たな息吹を吹き込んでくれます」と自信をみせている。

 放送は12年1月8日から毎週日曜午後8時。初回は73分拡大版。全50回。(毎日新聞デジタル)

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