女優の蒼井優さんが15日、東京都内の映画館で行われた映画「たまたま」(小松真弓監督)の舞台あいさつに小松監督とともに登場。蒼井さんは「小松さんやマネジャーなど私の周りの5人が中心となってスタートした作品」と話し「誇りを持って、胸を張って皆さんにお届けできる映画がようやくできました」と「洋菓子店コアンドル」以来約8カ月ぶりとなる映画出演に自信を見せた。
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映画「たまたま」はCMディレクターや映像作家で知られる小松真弓さんの長編デビュー作品。アイルランドを旅する蒼井さんが“たまたま”出合う出来事を丹念に描く。
舞台あいさつ中も蒼井さんと小松監督はじゃれ合ったりするなど姉妹のような仲の良さでほんわかとした“蒼井ワールド”たっぷりの舞台あいさつとなった。蒼井さんは「去年パルコで『蒼井優展』をやったときにそこで流す映像を作ってもらいその流れで小松さんに長編をお願いしました」と映画製作の経緯を話した。同映画では主題歌に邦画初のアイスランド出身のバンド「シガー・ロス」の曲が使用されているが、蒼井さんは「脚本の段階で『シガー・ロス』さんの世界観が合うよねってなって。誰もシガー・ロスさんにオファーできるなんて思ってなくて周りの人も『無理ですよ』って言ってたんだけれど、小松さんが『無理かどうかは誰が決めるんだ、シガー・ロスさんだ。私会ってくる』って言って。それでオファーしたらすぐに引き受けてくれて」と明かした。
小松監督は「ちょっと変わったものが出ている。普通の感覚で見ない方がいいかも。1回見ただけでは分からないので、もう一度お会いしましょう」と話し笑いを誘っていた。(毎日新聞デジタル)
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