哀川翔:岡本玲と共演で“父の顔”  BS12初ドラマ「クルマのふたり」発表会

ドラマ「クルマのふたり~TOKYO DRIVE STORIES」の記者発表会に登場した哀川翔さん(左)と岡本玲さん
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ドラマ「クルマのふたり~TOKYO DRIVE STORIES」の記者発表会に登場した哀川翔さん(左)と岡本玲さん

 俳優の哀川翔さん(50)らが17日、東京都内で行われた「BS12ch TwellV」初のドラマ「クルマのふたり~TOKYO DRIVE STORIES」の記者発表会に登場。毎回2人のキャストが車の中で繰り広げる物語を描くドラマで、娘役で共演した岡本玲さん(20)から「ちっちゃいころから見ていた俳優さんなので本当に緊張して、セリフもぐちゃぐちゃだったんですけど、哀川さんが『自信を持って』と温かく緊張をほぐしてくれた」と感謝された哀川さんは、「ちっちゃいころって」と苦笑しつつ、「うちも子どもが5人いるので、上は27歳から下は14歳までいるので、そこにバッコリ入りますから」と笑顔で“父の顔”を見せていた。

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 加藤雅也さん(48)と共演した平山あやさん(27)は「1日で30ページ以上の台本(の分)を撮った。1カットで10ページ以上進んだときは、怒るシーンだったんですけど、なかなかカットかかからないので、自分でも怒りを通り越して、せりふとかもわけが分からない感じで演じました。初めての経験で、リアルな感じが新鮮だった」とにっこり。西岡徳馬さん(65)と共演した宇崎竜童さん(65)は「何でぼくらだけ男同士なんだろう。しかも60代の」と苦笑いだったが、劇中では末期の病を抱えた元ミュージシャン役を演じたことについては、「今年はいろいろな知り合いや仲間たちが病気で亡くなっていくので“かぶって”しまって、(劇中で)歌ってても、芝居していても、いろんな人が(頭の中に)出てきて、リアルに胸が痛かったですね……」と故人に思いをはせていた。

 「クルマのふたり~TOKYO DRIVE STORIES」は、同局初のドラマで、キャスト2人が車の中で繰り広げるショートストーリーを1話30分完結のスタイルで、かつて愛し合った男と女、末期の病を抱えた元ミュージシャン、秘密を持った夫婦……などさまざまな物語が展開する。写真家の操上和美さんが演出した。全10話。22日から隔週土曜午後8時~同8時半に放送予定。毎回、翌週土曜の午後8時から再放送する。(毎日新聞デジタル)

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