内野聖陽:討ち入り衣装で「いよいよだな」 舘、常盤と新春ワイド「忠臣蔵」クランクイン

テレビ東京の新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」に出演する(左から)舘ひろしさん、内野聖陽さん、常盤貴子さん=テレビ東京提供
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テレビ東京の新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」に出演する(左から)舘ひろしさん、内野聖陽さん、常盤貴子さん=テレビ東京提供

 俳優の内野聖陽さん主演で12年1月に放送されるテレビ東京の新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」がこのほど、京都・松竹撮影所でクランクインし、堀部安兵衛役の内野さん、大石内蔵助役の舘ひろしさん、安兵衛の妻・ほり役の常盤貴子さんの3人が初めて勢ぞろいした。ポスター撮影のため討ち入り衣装で登場した内野さんは「今日、大将・大石内蔵助さんともお会いして、妻のほりとも会えまして、 いよいよだなという感じです。お正月の番組にふさわしく、シンプルで力強い作品になるよう今から闘志がわいてきました!」と力強く意気込みを語った。

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 着物姿の常盤さんは内野さんの意気込みを見て、「迫力満点ですね。内野さんと舘さんお二人だけでも迫力があるのに、そこに堀部安兵衛、大石内蔵助という役柄が重なるとなると……おじ気づきそうです。(自身の)クランクインまでに、お二人にふさわしい自分になれるよう、頑張りたいと思います」とコメント。裃(かみしも)姿の舘さんは「いま一番輝いているお二人の足を引っ張らないように頑張りたい。撮影の手応えはすごくいいですね。本当にいい作品をやっているなという実感があります」と充実の表情だった。

 同局の新春ワイド時代劇は今回で34回目。今作は同枠で5回目の「忠臣蔵」となる。新発田藩の藩士の息子として生まれながら「高田馬場の決闘」で名をあげ、赤穂藩の堀部弥兵衛のむこ養子となった堀部安兵衛が主人公。脚本は「義経」「鬼平犯科帳」の金子成人さんが手がけ、監督を映画「築地魚河岸三代目」の松原信吾さんと映画「釣りバカ日誌」の本木克英さんが担当。吉良上野介を柄本明さん、浅野内匠頭を市川染五郎さんが演じるほか、榎木孝明さん、橋爪功さん、内藤剛志さん、中村梅雀さん、女優陣も萬田久子さん、板谷由夏さん、田中美里さんら豪華キャストが出演する。

 クランクイン初日は、撮影所内でのおはらい、ポスター撮影なども行われた。撮影は12月中旬まで行われる予定。「忠臣蔵~その義その愛」は12年1月2日に一挙7時間放送の予定。主題歌にはシンガー・ソングライターの中島みゆきさんの新曲「走(そう)」が起用される。(毎日新聞デジタル)

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