常盤貴子:内野聖陽と初共演、堀部安兵衛の妻に テレ東新春ワイド「忠臣蔵」女性キャスト発表

新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」に出演する常盤貴子さん。内野聖陽さん演じる主人公・堀部安兵衛の妻・ほりを演じる=テレビ東京提供
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新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」に出演する常盤貴子さん。内野聖陽さん演じる主人公・堀部安兵衛の妻・ほりを演じる=テレビ東京提供

 内野聖陽さん主演で12年1月に放送されるテレビ東京の新春ワイド時代劇「忠臣蔵~その義その愛」の女性キャストで、常盤貴子さん、萬田久子さん、板谷由夏さん、田中美里さんらが出演することが8日、明らかになった。内野さん演じる主人公・堀部安兵衛の妻・ほり役で、内野さんと初共演する常盤さんは「女性が嫉妬(しっと)する男同志の絆、日本人ならではの相手を思いやる心に泣けてきます。新春にふさわしく、華やかなキャストのみなさまとともに、骨太な忠臣蔵を満喫したいと思います! 内野さんが丁寧に作りあげられた堀部安兵衛にふさわしい妻でありたいと思います」と意気込みを語っている。

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 同局の新春ワイド時代劇は今回で34回目。今作は同枠で5回目の「忠臣蔵」となる。新発田藩の藩士の息子として生まれながら「高田馬場の決闘」で名をあげ、赤穂藩の堀部弥兵衛のむこ養子となった堀部安兵衛が主人公。脚本は「義経」「鬼平犯科帳」の金子成人さんが手がけ、監督を映画「築地魚河岸三代目」の松原信吾さんと映画「釣りバカ日誌」の本木克英さんが担当。大石内蔵助は舘ひろしさんが演じており、今回出演が発表された萬田さんは大石内蔵助(舘さん)の妻・りくを、板谷さんは安兵衛の親友・吉川山右衛門(村田雄浩さん)の妻・かやを、田中さんは浅野内匠頭(市川染五郎さん)の妻・あぐり(瑤泉院)を演じる。

 常盤さん演じる「ほり」は、内助の功で安兵衛を支え続け、安兵衛が大石内蔵助とともに吉良家へ討ち入る日の朝も、「首尾よく、ご本懐を!」と気丈に送り出す役どころ。常盤さんはナレーションも担当する。常盤さんと初共演で、夫婦役を演じる内野さんは「堀部ほり役に常盤さんが決まったお話を聞いてうれしく思っています。安兵衛という義侠心の強い情熱的でまっすぐな男が、己の義を貫くことができたのは堀部ほりあればこそ。常盤貴子さんと活きがよくて気持ちのいい夫婦を演じあげるのを今から楽しみにしています」と期待している。

 山鹿達也プロデューサーも「夫・安兵衛を内助の功で支えるだけでなく、女性としての凛とした強さと美しさを兼ね備えている。女優として第一線を走り続ける常盤さんと内野さんの初共演、初夫婦は今から非常に楽しみにしています。きっと誰もがうらやましいほど輝いてみえる夫婦に演じていただけることでしょう。堀部ほりと言えば、常盤貴子さんの印象が視聴者に深く残ることと確信しています」と自信を見せ、「萬田久子さん、板谷由夏さん、田中美里さんといった豪華な女優陣がそろいました。お正月らしい華やかな女優陣の競演をお楽しみください」とメッセージを送っている。

 ドラマは12年1月2日に放送。主題歌にはシンガー・ソングライターの中島みゆきさんの新曲「走(そう)」を採用している。(毎日新聞デジタル) 

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