ミラ・ジョボビッチ:夫婦で日本アニメ通と明かす 映画「三銃士」は宇宙戦艦ヤマトの影響も

映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の記者会見に登場したミラ・ジョボビッチさん
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映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の記者会見に登場したミラ・ジョボビッチさん

 来日中の女優ミラ・ジョボビッチさんらが23日、ニコファーレ(東京都港区)で開催された映画「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(ポール・W・S・アンダーソン監督、28日公開)の記者会見に登場した。ジョボビッチさんは、日本のアニメについて質問され「子どものころから大好き。空手も大ファン。(映画で演じるミレディは)お姫様キャラで空中戦もあるから、日本のアニメ的なものを感じます」と話した。またジョボビッチさんの夫でもあるアンダーソン監督は、映画に登場する巨大な空飛ぶ船について「『オーディーン 光子帆船スターライト』にインスパイアされた。『宇宙戦艦ヤマト』も、撮影に影響を与えている」と話し、夫婦そろって日本アニメのファンであることを明かしていた。

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 映画は、アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」が原作。17世紀のフランスを舞台に、銃士にあこがれ、パリに出てきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアン(ローガン・ラーマンさん)は、なりゆきで三銃士の仲間入りを果たし、王妃の首飾りを取り返すため、英国へ向かう。そこに事件のかぎを握る二つの黒い影、バッキンガム公爵(オーランド・ブルームさん)と正体不明の美女ミレディ(ジョボビッチさん)が立ちはだかる。劇中には、レオナルド・ダビンチが設計した巨大な空飛ぶ船が登場し、三銃士らが戦闘を繰り広げるなど迫力のアクションが展開される。映画は、22日にスタートした「第24回東京国際映画祭」の公式オープニング作品にも選ばれた。

 会見には、ローガン・ラーマンさん、ガブリエラ・ワイルドさん、主人公・ダルタニアンの日本語吹き替えを担当する俳優の溝端淳平さんも登場。アンダーソン監督は、溝端さんに「今朝、吹き替えを見させてもらったけど、素晴らしかったよ。続編(のダルタニアン役)は、ローガンと競り合うかも。日本人になるかな?」と話すと、溝端さんは「ぜひよろしくお願いいたします」と力強く答えていた。またジョボビッチさんは、溝端さんについて「テレビで見たことがあると思います。すてき」と話し、溝端さんは「日本では結構、有名です」と猛アピールした。

 LEDディスプレーに囲まれた会見会場では、ジョボビッチさんらの姿とCGの空飛ぶ船が合成されてディスプレーに映し出される演出もあり、CGの空飛ぶ船が大砲を打つとジョボビッチさんは「爆発で髪が焦げた気がする」と喜んだり、のけぞるなどして大喜びした。会見の模様は、動画サイト「ニコニコ動画」の「ニコニコ生放送」でも生放送され、ジョボビッチさんは、視聴者からのメッセージに「ハーイ」と手を振るなど、ファンとの交流を楽しんだ。

 映画は、28日にTOHOシネマズスカラ座(東京都千代田区)ほか全国で公開。3Dも同時上映。(毎日新聞デジタル)

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