ミラ・ジョボビッチ:3・11以降初の来日に「日本を思っていること伝えたい」

「第24回東京国際映画祭」でグリーンカーペットに登場したミラ・ジョボビッチさん
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「第24回東京国際映画祭」でグリーンカーペットに登場したミラ・ジョボビッチさん

 22日に初日を迎えた六本木ヒルズ(東京都港区)で開催中の「第24回東京国際映画祭」に、公式オープニング作品「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」(ポール・W・S・アンダーソン監督、28日公開)に出演している女優のミラ・ジョボビッチさんら俳優陣が登場した。ジョボビッチさんは「日本に来られて光栄。文化も日本という国も大好き。3・11(東日本大震災)があった後にこうして来日できたのはうれしい。アメリカからイギリスから我々は日本を思っているんだということを伝えたい」とあいさつした。

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 映画は、アレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」が原作。17世紀のフランスを舞台に、銃士にあこがれ、パリに出てきた気が強く無鉄砲な青年ダルタニアン(ローガン・ラーマンさん)は、なりゆきで三銃士の仲間入りを果たし、王妃の首飾りを取り返すため、英国へ向かう。そこに事件のかぎを握る二つの黒い影、バッキンガム公爵(オーランド・ブルームさん)と正体不明の美女ミレディ(ミラ・ジョボビッチさん)が立ちはだかる。三銃士の活躍を描いた作品で、レオナルド・ダビンチが設計した巨大な空飛ぶ船の戦闘シーンなど迫力のアクションが展開される。

 アンダーソン監督も「東京に何度も来ているけれどこんなに“amazing”な(わくわくする)夜は初めて。この作品に誇りを持っているし、作っていて楽しかった」と話した。グリーンカーペットにはラーマンさん、英女優のガブリエル・ワイルドさん、プロデューサーのマーティン・モスコウィッツさんも登場した。

 映画祭は30日まで、六本木を中心にした会場で約300作品が上映される。最終日には映画プロデューサーのエドワード・R・プレスマンさんが審査委員長を務め、「東京サクラグランプリ」を決定する。(毎日新聞デジタル)

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