人気キャラクター「ハローキティ」と、オタク彼女の暴走ぶりをユニークに描いたマンガ「となりの801ちゃん」(宙出版)との異色コラボレーションが実現し、イラスト画像が公開された。12日発売のコミックス6巻の限定版の帯に、緑色のけむくじゃらのキャラクター「801ちゃん」をかぶるキティちゃんと、その逆にキティちゃんをかぶる「801ちゃん」の画像が描かれている。
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限定版では、「ハローキティ×となりの801ちゃん 特製コラボクリアファイル」とスペシャル描きおろし小冊子「さよなら プリン・プリント」が付録となっており、小冊子は同時発売の通常版にも付録として付いてくる。限定版、通常版とも1050円で12日に発売予定。
「となりの801ちゃん」は、同人作家だった小島アジコさんが同居中の彼女(現在は妻)をモデルにそのオタクぶりを描いたマンガ。「801ちゃん」は元々、賀茂ナスをイメージしてデザインされた京都市・御薗橋801商店街のマスコットキャラクターとして誕生したが、作者の小島さんが彼女のオタクぶりを「謎の生物」として描くため、緑色のけむくじゃらのキャラクターとして登場させた。普段は普通の女の子だが、オタクの本性が出ると背中が割れて「謎の生物」が飛び出す……という設定。
マンガは06年にウェブで公開され、同年末にコミック化されると人気になり、これまで計70万部を発行、07年には実写DVDが発売されている。12月8日に発売される5巻では、ミュージカル「テニスの王子様」や、特撮ドラマ「仮面ライダー電王」にハマった801ちゃんの興味がアイドルグループ「AKB48」に向き、のめり込んでいく様子が描かれている。(毎日新聞デジタル)
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