池脇千鶴:継母役・高岡早紀に泣かされる? 町工場の再生物語「タイトロープの女」

「タイトロープの女」の会見に出席した池脇千鶴さん(左)と高岡早紀さん=NHK提供
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「タイトロープの女」の会見に出席した池脇千鶴さん(左)と高岡早紀さん=NHK提供

 女優の池脇千鶴さん(30)が15日、大阪市内で行われた12年1月に放送の主演ドラマ「タイトロープの女」(NHK)の会見に共演の高岡早紀さん(39)らと出席。池脇さんの継母を演じる高岡さんは「現場では池脇さんを涙目にしてしまうくらいきついことを言って、私も怖いなと思いながら、まあ楽しみつつやらせていただいています」と話した。

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 ドラマは、大阪のワイヤ工場が舞台。“アラサー”で“お嬢様育ち”の十倉由梨(池脇さん)が、亡くなった父の元愛人で再婚相手の恭子(高岡さん)とぶつかり合いながら、8億円の負債を抱えた工場の再生をかけて奮闘する物語。

 池脇さんは「会社経営のことなんてさっぱり分からない未熟な由梨を自然体で演じさせてもらっています」とあいさつ。「役柄は結構悲惨な状況。みなさんに厳しい言葉をかけられながら、下を向いたりもしますが、それでも前を向いて歩いて行く姿が視聴者のみなさんに伝われば」と話した。

 高岡さん演じる恭子は、ホステスとして働いていたクラブで由梨の父・龍司と出会い、その後、秘書から愛人となり、由梨の母の死後、龍司と結婚したという役どころ。高岡さんは役柄を「自分が思ったことをとことん突き詰めてやっていかないと気が済まない女性」と説明し、「由梨のように右も左も分からないお嬢ちゃんを叱咤激励しながら、半分いじめなのかって思うぐらいきついことを言い、傷つけ傷つけられながらも、共に明るい未来に向かっていこうというお話」と語った。

 会見には工場再生に関わる税理士・永沢吉行役の小澤征悦さん(37)、工場の経理を担当する高木旭役の本田博太郎さん(60)、若手ワイヤ職人役の石田卓也さん(24)、由梨の父の死後、社長を引き継いだ現社長役の笹野高史さん(63)も出席した。

 ドラマは12年1月24日からドラマ10で毎週火曜午後10時放送。全6回。(毎日新聞デジタル)

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