飯田譲治監督:唐沢寿明を「主張できるトップ俳優」と絶賛 日中韓合作ドラマ「ストレンジャーズ6」

ドラマ「ストレンジャーズ6」の試写会に登場した飯田譲治監督
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ドラマ「ストレンジャーズ6」の試写会に登場した飯田譲治監督

 俳優の唐沢寿明さん主演の日中韓合作ドラマシリーズ「ストレンジャーズ6」の試写会が24日、東京都内で開催され、飯田譲治監督が登壇した。飯田監督は、中国と韓国のスタッフや俳優について「すごく主張をする。ときどき頭にくることもあったけど、自然で心地よかった。現場では国は関係ない。それぞれのいいところをどう引き出すかが大切」とコメント。また、主演の唐沢さんを「唐沢みたいなトップにいる人間は、自分の主張の方法が身についている」と絶賛した。

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 ドラマは、日中韓から集められた国際機関に所属する男女6人の活躍を描くアクションで、201X年に日中韓が中国の架空の都市・海湾(ハイワン)に経済共同区域を作っている……という設定。各国は、海湾で3カ月以内に80%以上の確率で大規模な自然災害が発生すると予測しており、災害を防ぐために地下に特殊な装置を設置しようとする。しかし、何者かがこのプロジェクトの関係者の暗殺を計画しており、各国は目的が分からない敵に立ち向かうため、極秘チーム「ストレンジャーズ6」を結成する。「ストレンジャーズ6」のメンバーとして、唐沢さんのほか、黄川田将也さん、韓国のオ・ジホさん、キム・ヒョジンさん、中国のボウイ・ラムさん、リウ・シュエンさんが出演。ドラマ、ドラマ化、映画化されヒットした「NIGHT HEAD」や映画「アナザヘブン」の飯田監督が原作・脚本も担当し、日中韓を含めた10カ国以上で放送する予定。

 飯田監督はドラマについて「3年前からスタートした。最初は恋愛ドラマを考えていたけど、どこの国の人が見ても面白いと思うのはアクションだろうとなった。僕がアクションをやりたかったというのもある」と明かし、「恋愛ドラマを撮るとしても、中国や韓国の女の子がどう感じるか……とか知ったこっちゃないし」と笑顔で話した。

 また、撮影を「大変でしたよ。日本だけで撮影しても必ずトラブルがあるけど、言葉が異なる人が集まって、ちょっとしたことが間違って伝わると、大変なことになる。でも、今考えると、そういうことが全部楽しかった」と振り返り、「三つの国が一つになっているところを見てほしい」とドラマをPRした。

 「ストレンジャーズ6」は27日から毎週金曜午後11時にWOWOWプライムで放送。全15話。(毎日新聞デジタル)

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