27日発表された25、26日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、 「ガタカ」(97年)のアンドリュー・ニコル監督の最新作で、ジャスティン・ティンバーレイクさん主演の「TIME/タイム」が、2週連続首位を獲得。公開10日間で興行収入は約8億7500万円、観客動員数は66万人を突破した。公開6週目を迎え、興行収入30億円を突破した「YS 三丁目の夕日’64」は、前週よりワンランクアップの2位、「ドラゴン・タトゥーの女」は3位となった。
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新作は、人間の少女とバンパイアの禁断の恋を描き世界中で大ヒットした「トワイライト」シリーズ最終章の前編「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1」が初登場4位。全国206スクリーンで公開され、土日の成績は動員約6万4200人、興行収入約8450万円だった。女子中高生と40、50代の母親といった親子2世代の女性を中心に、幅広く集客している。そのほか、10位圏外だが、ケイト・ベッキンセールさん主演のアクションシリーズ第4弾「アンダーワールド 覚醒」や、リチャード・ギアさん主演のサスペンス「顔のないスパイ」などが公開された。
「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン」は、ステファニー・メイヤーさんのベストセラー小説が原作。いくつもの困難を乗り越えて、ついにエドワードと同じバンパイアになり、“永遠”の生を送る決意をしたベラは、人間であるうちに結婚式を挙げ、オオカミ族のジェイコブに別れを告げ、ハネムーンに旅立つ。2人だけの至福の日々が続くと思われたが、ベラが妊娠し、その子の成長はあまりにも早すぎて彼女は衰弱していく。さらに、友好関係にあったバンパイアとオオカミ族が、その子を巡り対立する……という物語が展開している。
今週末は、第84回アカデミー賞で5冠に輝いたマーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」、スティーブン・スピルバーグ監督の最新作「戦火の馬」、邦画では「映画ドラえもん のび太と奇跡の島 −アニマル アドベンチャー−」「ライアーゲーム−再生−」など注目作が続々公開される。(毎日新聞デジタル)
1位 TIME/タイム
2位 ALWAYS 三丁目の夕日’64
3位 ドラゴン・タトゥーの女
4位 トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 1
5位 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
6位 麒麟の翼−劇場版・新参者−
7位 はやぶさ 遥かなる帰還
8位 逆転裁判
9位 日本列島 いきものたちの物語
10位 アフロ田中
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