モデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが、15日スタートのオダギリジョーさん主演の新ドラマ「家族のうた」（フジテレビ系）の第1話に本人役で出演することが明らかになった。きゃりーさんは連続ドラマ初出演で「ドラマの撮影ということで、いつもの現場とちがう雰囲気が味わえて、とっても楽しかったです。しかも、きゃりーぱみゅぱみゅ役でそのまま出させていただいて光栄です！」と喜びを語っている。

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　ドラマは、落ち目のロックミュージシャン早川正義（オダギリさん）が主人公。かつてはロックグループのメンバーとして人気を誇ったものの、バンドの解散以降落ちぶれた生活を送っている。

　きゃりーさんはほとんど仕事がなくなった正義に作曲とコラボを依頼してきたという役どころ。しかし、マネジャー役のユースケ・サンタマリアさんには詳しくは知らされておらず、正義は硬派なロックのイメージを持ってきゃりーさんとの打ち合わせにのぞむが、一緒にダンスを踊ることやダサかわいい衣装など、きゃりーさんの独特な世界観を前に思わず絶句してしまうというコミカルなシーンに仕上がっている。

　急なセリフ変更にもすんなり対応し、監督からの要求にほとんどNGを出すことなく応えたというきゃりーさんは、「オダギリさんもユースケさんもとってもいい方で、話しかけてくれたり、やさしくしていただいて感激しました！　オンエアが楽しみです！」と笑顔で語った。

　同局の鹿内植さんは「独特の世界観でキラキラオーラがあふれ出ている彼女に“本人役”で登場してもらい、圧倒的な目力とキュートな存在感により、オダギリジョーさん、ユースケ・サンタマリアさんとのスゴく面白い異色コラボシーンになったと思います」と絶賛。なお、ドラマでは毎話アーティストが登場予定といい、第2話には東京スカイパラダイスオーケストラや森公美子さんらが出演予定。（毎日新聞デジタル）