女優の堀北真希さんがヒロインを演じるNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」(総合テレビ、月~土曜午前8時)のラッピング電車が9日から京浜急行電鉄京急線を走ることになり、同日、品川駅で行われた出発式に堀北さんが登場した。堀北さんは、車両のドアの横に自身のポスターが張られた電車を見て「うれしいような、恥ずかしいような気がしますね」と話しながら、ポスターにサインをした。さらに、同社の石渡恒夫社長、NHKの高井俊和広報局長らとテープカットを行い、電車の出発を見送った。
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「梅ちゃん先生」は、戦後復興と高度経済成長の時代、一人の女性が失敗を繰り返しながら地域に根ざした町医者を目指す姿を描くドラマ。舞台は、昭和20(1945)年、終戦直後の焼け野原となった東京・蒲田。医師を父に持ち、自分に自信が持てないヒロイン・下村梅子(堀北さん)は、ある“事件”をきっかけに一念発起し、医師を目指してやがて地域医療に身を投じる。堀北さんは、16歳から30代半ばまでを演じる予定で、医師役は初挑戦。梅子の幼なじみの安岡信郎役を松坂桃李さん、父・建造役を高橋克実さん、母・芳子役を南果歩さん、姉・松子役をミムラさん、兄・竹夫役を小出恵介さん、祖母・正枝役を倍賞美津子さんが演じる。
ラッピング電車は、車両のドアの横に堀北さんや高橋さん、南さんらのポスター写真が張られており、物語の舞台となる蒲田を走る。泉岳寺-三崎口駅で1日3~4往復程度運行し、運行期間は9月末までを予定。また、「梅ちゃん先生」の“梅”にちなんで9日から梅屋敷駅のホームがドラマのポスターで飾られたほか、同駅に電車が到着した際に流れる“駅メロディー”にドラマの主題歌「さかさまの空」が使用されている。
出発式で、高井広報局長は「ドラマは視聴率も好調で、土曜(7日)には20.5%を記録し、絶好調のスタートをきれた。ラッピング電車はドラマの舞台のど真ん中を走るということで、これまでにないインパクトの大きい企画だと思います」とドラマをPRしていた。(毎日新聞デジタル)
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