名作グリム童話を基にしたアクション・アドベンチャー映画「スノーホワイト」(ルパート・サンダース監督)の日本語吹き替え版で、“戦う白雪姫”スノーホワイト役を人気声優の坂本真綾さんが演じることが28日、明らかになった。スノーホワイトの幼なじみで、彼女に思いを寄せるウィリアム王子役を浪川大輔さん、女王の魔法の鏡の「ミラーマン」役を大塚明夫さんが担当する。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
映画は、CMディレクター出身のサンダース監督が、これまでのイメージを一新させた異色の「白雪姫」を描く。ある王国を統治する女王ラヴェンナは、永遠の美と若さに執着し、毎日鏡を眺めていたが、鏡に「やがてあなたよりも美しい娘が現れます」と予言され、さらに「娘の心臓を食べれば永遠の美と若さを手に入れ、不死身となる」と聞かされる。女王は、その娘が自分の継娘スノーホワイトだと知ると、彼女を城の塔へ閉じ込めてしまう。7年後、スノーホワイトが塔から脱出し、深い森の奥へと逃げ込むと、女王は森に詳しいハンターのエリックを雇い、何が何でもスノーホワイトを捕えるように命じるが……という物語。
日本語吹き替え版では、オスカー女優のシャーリーズ・セロンさん演じる悪の女王ラヴェンナ役を小雪さん、俳優のクリス・ヘムズワースさん演じるハンターのエリック役を椎名桔平さんが担当することでも話題を集めている。
坂本さんは、スノーホワイトについて、「美しさだけではなく、勇ましくて激しさを持った女性」と分析し、「本当の美しさとは、外見のことではないのだと伝わってきました」とコメント。一方、浪川さんは、「これほどまでに白雪姫のイメージを変えてくれるとは! その中にしっかりと上品さも残っていて感動しました」と作品の感想を語り、大塚さんは「ディズニーアニメでしか白雪姫を知らない子供、そして『グリム童話なんて』と思っている子供、この映画は君たちのために生まれたのだよ」と呼びかけている。
映画は6月15日から、TOHOシネマズ日劇(東京都千代田区)ほか、全国で公開予定。(毎日新聞デジタル)
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作「モアナと伝説の海2」(12月6日公開、デイブ・デリック・ジュニア監督ほか)のモアナを取り巻く個性豊かな新キャラクターの日本版声優が1…
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」に登場する機関車の玩具「超合金 THE TRAIN(仮)」が、11月15~17日に東京・秋葉原で開催されるイベント「TAMASH…
今年8月に最終回を迎えた特撮ドラマ「仮面ライダーガッチャード」の続編となる、Vシネクスト「仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS」に、仮面ライダーヴァルバラド/黒鋼スパ…
11月11日に発表された8~11日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、諫山創さんの人気マンガが原作のテレビアニメ「進撃の巨人」の最終章となる「The Final …