森田あゆみ:全仏1回戦に登場 「初戦をしっかり頑張ってシャラポワと対戦したい」

全仏オープンに出場する森田あゆみ選手 写真:AP/アフロ
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全仏オープンに出場する森田あゆみ選手 写真:AP/アフロ

 女子テニスの森田あゆみ選手が、仏・ローランギャロスで開催中の世界4大大会(グランドスラム)の「全仏オープン」大会3日目となる29日(現地時間)、女子シングルス第1戦で、スロベニアのボローナ・ハーコック選手と対戦する。5月に仏・ストラスブールで開催された女子テニスツアー「ストラスブール国際」でベスト8に進出するなど快進撃を続ける森田選手に話を聞いた。(毎日新聞デジタル)

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 −−ストラスブール国際のベスト8進出、おめでとうございます。

 準々決勝もチャンスが全くなかったわけではなかったので、もっと上を目指していきたかったです。でも、今年に入ってなかなか結果がついてきていない中で、久しぶりにいい試合が2試合できたし、自分よりランキングが上の選手に勝つこともできたので、自信を得た大会でした。この全仏オープンに向けていい準備ができたかなと思います。

 −−ご自身がよかったと感じた部分を教えてください。

 サーブもフォアもバックも全部自信を持って振れていたのと、動きもやっとクレー(赤土)コートに慣れてきて、今までやってきたことがかみ合って結果につながったので、全仏も楽しみです。

 −−今、課題として力を入れて取り組んでいることは?

 自分と対戦する相手選手は、速いラリーに持ち込ませないように、上に逃げてきたり、スピンの利いたボールを自分のバックハンドに合わせてくることが多いので、それに対して軽いボールにならないように、バックの高いところにきてもしっかりボールが打てるように高いボールの練習はすごくやっています。

 −−初戦の相手となるハーコック選手の印象は?

 クレーコートが一番得意な選手ですね。あとは身長もあってサーブのいい選手で、特にセカンドもスピンサーブがすごくいいので、自分がまずいいリターンを打って、互角のラリーに持ち込めるようにリターンを頑張ろうと思っています。あとは、相手に先に展開されてスピンの利いたボールを何球も打たれるとつらくなるので、自分がラリーの主導権を持っていけるように頑張って、ストロークは自分がコートの中に入っていけるようなプレーをしたいと思っています。

 −−2回戦に進出するとマリア・シャラポワ選手と対戦する可能性もあるのですが、意識していますか?

 一度も対戦したことがないので、戦ってみたい気持ちはもちろんありますし、特に今年はクレーでも優勝していて、調子もいいようですし、見ていてやっぱりすごいなと思うので、やりたい気持ちはあります。けれど、やはり1回戦の相手もタフなので、まずは初戦をしっかり頑張って勝って、シャラポワ選手と対戦できるように頑張りたいと思います。

 −−最後に全仏オープンテニスへの意気込みを教えてください。

 今年、2大会目のグランドスラムです。まずは1試合、1試合自分のベストを尽くして、少しでもいい試合をして勝てるように頑張りたいと思います。

 ◇WOWOW番組情報

 女子シングルス1回戦「フランチェスカ・スキアボーネ選手(イタリア)対クルム伊達公子選手(日本)」=29日午後5時55分~深夜0時、生中継(WOWOWライブ)▽男子シングルス1回戦「伊藤竜馬選手(日本)対アンディ・マレー選手(英国)」=29日深夜0~5時、生中継(WOWOWライブ)

※ラファエル・ナダル選手、マリア・シャラポワ選手、添田豪選手、森田あゆみ選手らの試合も織り交ぜながら放送予定。

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