森田あゆみ:ウィンブルドン1回戦に登場 「戻ってこられてうれしい」 WOWOWで生中継

ウィンブルドンテニスの女子シングルス1回戦に挑む森田あゆみ選手 写真:Action Images/AFLO
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ウィンブルドンテニスの女子シングルス1回戦に挑む森田あゆみ選手 写真:Action Images/AFLO

 今年のテニスのグランドスラム(4大大会)の3大会目、ロンドンのウィンブルドンで20日に開幕した「ウィンブルドンテニス」(WOWOWでは7月3日まで連日生中継)の初日、女子シングルス1回戦に森田あゆみ選手が出場する。WOWOWではグランドスラムで唯一芝のサーフェス(コート面)で行われ、今回で125周年の歴史を誇る今大会を2週間にわたり、100時間を超えるボリュームで連日生中継する。昨年の同大会でグランドスラム初勝利を飾った森田選手は、初日1回戦に登場しタミラ・パスゼック(オーストリア)と対戦する。試合を前に現地で話を聞いた。(毎日新聞デジタル)

ウナギノボリ

 −−昨年、グランドスラム初勝利を挙げた「ウィンブルドンテニス」に戻ってきた気持ちは?

 グランドスラム自体が他の大会と比べて大会の雰囲気が違いますし、選手のモチベーションも特別なので、またここに戻ってくることができて本当にうれしいですし、試合が楽しみです。

 −−そのグランドスラム初勝利はその後にどのように影響しましたか?

 昨年のウィンブルドンテニスで勝てたからその後の試合で勝てたとは思いません。周りに言われたり、自分でも知らないうちに意識してしまったところがあって、グランドスラムになるとどうしても他の大会よりも変にプレッシャーを感じて硬くなってしまっていました。でも今は、気持ちの面で少し楽になって、変に意識せずにテニスだけに集中することができるようになったかなと思います。成績が出るようになってきたのは、すべてがかみ合い、しっかり実力も付いて自分のテニスがよくなってきたからだと思います。

 −−1回戦の相手について。

 多分、バックの「ダウン・ザ・ライン」(サイドラインに沿って打球すること)が一番得意としているショットだと思います。昨年は調子を落としてあまりよくなかったようですが、今年は100位以内に戻ってきて、精神的にもずいぶん強くなっていると思うので、タフな相手だと思いますし、自分がよくなければ勝てない相手だと思います。

 −−勝負のポイントは?

 グランドスラムなので、まずは精神的に強くいることが一番大事。芝生なので、先にいいショットを打って攻めたほうがかなり有利に試合を進めることができると思うので、ハード(コート)やクレー(コート)よりもさらに攻める気持ちをもってプレーしたいと思います。

 −−今大会の抱負をお願いします。

 今は1回戦のことしか考えていませんし、まずは1回戦で自分の力をすべて出していいテニスができて勝てればそれがベストだと思います。まずは1回戦に向けて体も気持ちもいい状態で臨めるようにしっかり調整したいと思います。

 *……注目の「ウィンブルドンテニス」1回戦「森田あゆみ対タミラ・パスゼック戦」は20日深夜0時~WOWOWのBS-5ch/デジタル191chで生中継!

 ◇大会第1日

 20日午後8時40分~深夜0時(デジタル193ch)生中継・女子シングルス1回戦「ケイティ・オブライエン(英国)対クルム伊達 公子(日本)」、男子シングルス1回戦「ラファエル・ナダル(スペイン)対マイケル・ラッセル(アメリカ)」*深夜0時からBS-5ch/191chに切り替わる

 20日深夜0時~午前6時(BS-5ch/デジタル191ch)生中継・男子シングルス1回戦「ラファエル・ナダル(スペイン)対マイケル・ラッセル(アメリカ)」、女子シングルス1回戦「森田あゆみ(日本)対タミラ・パスゼック(オーストリア)」

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