山岸舞彩:NHK五輪現地キャスターに抜てき「夢だった」

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 NHKのロンドン五輪中継番組の現地キャスターを、フリーキャスターの山岸舞彩さんと同局の工藤三郎エグゼクティブ・アナウンサーが担当することが26日、明らかになった。同日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた発表会見に登場した山岸さんは「キャスターを目指してからオリンピックのキャスターをするのが夢でした。オリンピックに行くのは初めて。ヨーロッパに行くのも初めて。現場の雰囲気は想像できないけど、思ったことを素直に伝えていきたい」と笑顔で意気込みを語った。

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 NHKのこれまでの五輪中継では、中継の前後に東京のスタジオで競技について説明してきたが、ロンドン五輪では、総合テレビの一部中継で、山岸さんと工藤アナが現地から注目の選手などの情報を伝える。

 山岸さんは87年生まれ、東京都出身。06年に東レ水着キャンペーンガールに選ばれ、テレビ朝日の「やじうまプラス」でお天気キャスターを担当。NHKではBS1で「Jリーグタイム」を担当したほか、11年から「サタデースポーツ」「サンデースポーツ」のキャスターを務めている。工藤アナは53年生まれ、大分県出身。76年にNHKに入局し、92年のバルセロナや98年の長野、08年の北京など計10大会の実況中継に携わったベテラン。

 山岸さんは注目している競技や見どころを「サッカーを楽しみにしているけど、たくさんありすぎて一つに絞れない」とコメント。工藤アナは「たくさん見どころのある競技が続く。現地にいると決勝だけではなく、予選も見ることができる。予選で見たことも伝えたい」と話した。

 工藤アナは、山岸さんについて「6月に陸上日本選手権の中継で初めて一緒にさせていただいたのですが、びっくりしたのが、ご両親が私より若いこと」とコメント。山岸さんは、ベテランの工藤アナに「頼りにさせていただきます。たくさん勉強させていただきます」と恐縮しきりな様子だった。

 同局の中原常雄チーフプロデューサーは2人の起用について「ベテランとフレッシュなコンビで新しい放送ができることを期待している」とコメント。山岸さんは「サタデースポーツ」「サンデースポーツ」で美脚を強調した衣装が一部で話題となっているが、中原チーフプロデューサーは、山岸さんの衣装について「中継する場所が野外になるケースが多くなるので、若干スポーティーな感じになると思う」と話した。(毎日新聞デジタル)

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