黒田勇樹:元仮面ライダーが歌手と結婚 映画監督デビューも発表

映画監督デビューとともに結婚を発表した黒田勇樹さん
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映画監督デビューとともに結婚を発表した黒田勇樹さん

 俳優を引退しハイパーメディアフリーターとして活動する黒田勇樹さんが、歌手の中村瑠衣さんと7月10日に結婚したことを1日、発表した。黒田さんは同時に特撮映画「メンタルヒーローJ1」(仮)で監督デビューすることも明らかにしており、「社会に出て世の中には想像以上のストレスや絶望があふれていました。『映画で日本を元気に』。こんな時代だからこそもう一度エンタメの力を信じてみようと思います」と意気込みを語っており、妻の中村さんも「ハイパーメディアフリーター(嫁)として、夫が映画監督として大成するように私も歌を歌い続けます」とコメントしている。

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 黒田さんは東京都出身。1歳からCMや雑誌でモデル活動を始め、88年にNHK大河ドラマ「武田信玄」で俳優デビュー。90年には、帝国劇場最年少主役記録となる8歳でミュージカル「オリバー」主役に抜てき。山田洋次監督作品「学校3」では、日本アカデミー賞新人俳優賞などを獲得。04年に映画「劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE」で、仮面ライダーグレイブを演じるなど俳優として活動していたが、10年4月に俳優を引退している。中村さんは福岡県出身の歌手。ゼルプロダクションに所属し、MCやモデルなど、幅広く活動している。

 黒田さんが手がける映画は、世界征服をもくろむ悪の組織が開発したポジティブになればなるほど強くなる「メンタライザー」と、ネガティブになればなるほど強くなる「ネガティバイザー」を体に埋め込まれた2人のヒーローの戦いの物語。「仮面ライダーグレイブ」として特撮作品に出演してきた黒田さんは同映画で脚本も手がけ、「2人のヒーローの戦いを通し、現代社会できちんと働きながら生きていくことの尊さを描きたい」と語っている。(毎日新聞デジタル)

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