俳優の山田孝之さんが25日、東京都内の映画館で行われた主演映画「闇金ウシジマくん」（監督）の初日舞台あいさつに共演者らと登場。こわもての闇金融業者を演じているものの、撮影現場では共演の大島優子さんが所属するアイドルグループ「AKB48」の楽曲で盛り上がっていたことを暴露され、さらに前日の24日に行われた同グループの東京ドーム公演を鑑賞したという林遣都さんの足を踏みつけるなど嫉妬？していた。

あなたにオススメ

朝ドラ：来年度後期は「ブラッサム」　主演は石橋静河　モデルは…

　舞台あいさつには、林さん、崎本大海さん、やべきょうすけさん、山口雅俊監督も出席。林さんは、「初めて生でAKBのライブを見ました。（大島さんは）可愛らしいイメージだったけど、あれだけの人数をトップで引っ張っていて、キレキレのダンスで、めちゃくちゃ格好良かった。あと、“推しメン”を探しました」と告白。他のキャストからは「いいなあ！」と一斉に声が上がり、山田さんも「（今日は？）行きたいけど、まだ（仕事が）あるし……」と残念がったが、舞台あいさつにVTRで登場した大島さんから「（登壇者による）AKBの歌とダンスをみなさんで楽しんで」とむちゃぶりされると、「2時間しか寝てないんで……ちょっと、無理」と拒絶していた。

　「闇金ウシジマくん」は、真鍋昌平さんが「週刊ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で連載しているマンガが原作。トゴ（10日で5割）という違法な高金利で金を貸す「カウカウ・ファイナンス」社長の丑嶋馨（うしじま・かおる）が、不良債務者たちを容赦なく追い込み、債務者たちの新たな活力を目覚めさせていく過程をリアルに描いた作品。山田さん主演で10年に連続ドラマ化されており、劇場版も引き続き山田さんが主演を務める。大島さんは、ヤミ金に追われ転落し破滅に向かうヒロインの鈴木未來（みこ）を演じている。（毎日新聞デジタル）