亡くなった母親が残した「レシピ」を通じ、心の傷を抱えた残された家族の再生を描く伊吹有喜さんの小説「四十九日のレシピ」が映画化されることになり、女優の永作博美さんが主演を務めることが明らかになった。10年にNHKでドラマ化もされた作品で、永作さんは不妊治療がうまくいかず、夫に不倫されて結婚生活が破局し、疲れ果てて実家に帰ってくる主人公・百合子を演じる。
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主要キャストも決定。百合子の父・熱田良平を石橋蓮司さん、日系ブラジル人のハルを岡田将生さん、熱田家に突如現れる派手な不思議少女・イモを二階堂ふみさん、百合子との関係が冷めてしまっている夫・浩之をお笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造さんが演じる。メガホンをとるのは「ふがいない僕は空を見た」などで知られるタナダユキ監督で、永作さんにとって、08年の「人のセックスを笑うな」(井口奈己監督)以来の女性監督とのタッグとなる。
映画は、熱田家の母、乙美(おとみ)がある日突然亡くなった。2週間後、生きる気力を失っていた夫・良平のもとに、派手な格好の今どきの女子・イモが訪れる。イモは乙美から頼まれ、四十九日までの細々とした家事などを引き受けに来たと話し、良平に乙美が残した「レシピ」の存在を伝える。そこへ結婚し、東京で生活を送っていた娘の百合子が疲れ果てた様子で帰ってきた……というストーリーが展開される。
永作さんは原作について、「泣いて、笑って、とても優しく、朗らかな読後感」とコメントし、「本作中に描かれている四十九日を成功させたと思いました」と主演作への意欲を語っている。映画の撮影は、31日から11月30日まで、岐阜県、愛知県を中心にオールロケで行う予定。公開は13年を予定している。(毎日新聞デジタル)
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