風間俊介:ワンシチュエーションコメディー初挑戦 SPドラマ「最悪の卒業式」で主演

 俳優の風間俊介さんが、3月23日深夜に放送されるスペシャルドラマ「最悪の卒業式」(日本テレビ)に主演することが24日、明らかになった。一つの教室を舞台に3組の登場人物たちが巻き起こす“すれ違い・勘違いコメディー”で、ワンシチュエーションのコメディードラマに初挑戦する風間さんは「ドラマも舞台も好きな僕が、舞台のようなワンシチュエーションのドラマに出られるのは最高に幸せです。 みなさんも幸せにできるコメディーにできるよう、精いっぱい演じたいと思います」と意気込みを語っている。

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 ドラマは、三谷幸喜監督の映画「THE 有頂天ホテル」や、内田けんじ監督の映画「アフタースクール」のような“すれ違い・勘違いコメディー”で、「王道のコメディーを、ワンセット・ワンシチュエーションで、まるで舞台のような臨場感で」をコンセプトに「好好!キョンシーガール」(テレビ東京など)や「東野圭吾ミステリーズ」(フジテレビ系)などで知られる若手脚本家の森ハヤシさんが脚本を担当する。

 ある高校の卒業式の後、一つの教室を舞台に、憎き担任にお礼参りをしたい全日制の生徒たち、感謝している担任にサプライズパーティーをしたい定時制の生徒たち、定時制の生徒に告白しようとしていた全日制と定時制共通の担任教師・村越昌也(風間さん)の3組が鉢合わせ、生徒の恨みに隠された秘密が明らかになり……というストーリーが展開。舞台が一つであることを生かしたテンポある会話劇と、緊張感ある演出がされるという。

 風間さんの起用理由について、山本由緒プロデューサーは、「ワンシチュエーションコメディーという戯曲のような難しい題材ですので、風間さんの持つ豊かな表現力が必要」と説明し、「風間さんの魅力全開、明るく楽しいはじけたコメディーで卒業式シーズンを盛り上げたいと思います」と意気込んでいる。

 ドラマは、風間さんのほか、風間さん演じる村越が思いを寄せている定時制の生徒・カオリ役で臼田あさ美さん、お人よしでお節介な定時制の生徒・ノムラ役で錦織一清さん、村越に恨みを抱いている全日制の生徒・牧原匠役で吉沢亮さんらが出演。日本テレビ(関東ローカル)で3月23日深夜1時50分から放送予定。(毎日新聞デジタル)

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