第36回日本アカデミー賞:「おおかみこどもの雨と雪」が最優秀アニメ作品賞

第36回日本アカデミー賞の授賞式であいさつする細田守監督
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第36回日本アカデミー賞の授賞式であいさつする細田守監督

 第36回日本アカデミー賞の授賞式が8日、東京都内で開かれ、昨年大ヒットした劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」(細田守監督)が最優秀アニメーション作品賞に選ばれた。

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 授賞式に登場した細田監督は「『おおかみこどもの雨と雪』は子供を育てる親の話です。(東日本大)震災をへた今の日本で、頑張っている子や親たちに対して、これから子供たちを抱えてこの大地にしっかり立つ、そういう心の強さを得たいと思って作りました」と語り、「評価してくださり本当にありがとうございました」と喜びのコメントをした。

 「おおかみこどもの雨と雪」は、細田監督が新たに設立した「スタジオ地図」が製作したオリジナルアニメ作品。主人公・花と“おおかみおとこ”との出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、“おおかみこども”の雨と雪の成長と自立までの13年間を描く。花の声を女優の宮崎あおいさんが、花と子どもたちを優しく見守る“おおかみおとこ”の声を俳優の大沢たかおさんが担当した。(毎日新聞デジタル)

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