エープリルフール:図書館戦争勃発伝える「号外」配布

「図書館戦争勃発」を伝える毎日新聞の号外
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「図書館戦争勃発」を伝える毎日新聞の号外

 「図書館戦争勃発」の大きな見出しが1面を飾った「号外」の配布が1日から、全国の映画館で始まった。人気グループ「V6」の岡田准一さん主演で実写映画化される「図書館戦争」(佐藤信介監督)のプロモーションの一環で、この日はエープリルフールということもあり、「図書館戦争」というフィクションの世界の出来事を取り上げた記事が掲載されている。

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 「図書館戦争」は、「フリーター、家を買う。」などで知られる有川浩さんのシリーズ累計300万部を超える人気小説が原作。本を検閲する「メディア良化隊」から本を守る自衛組織「図書隊」に所属する岡田さん演じる図書隊員の鬼教官・堂上篤と、榮倉奈々さん演じる新米女性隊員・笠原郁の命を懸けた戦いと恋愛模様が描かれる。

 号外では、検閲を正当化するメディア良化法成立に関わる資料の引き取りをめぐり対立していた関東図書隊と良化特務機関が、神奈川県小田原市にある情報歴史図書館で戦闘状態に入ったことを伝えており、映画の世界の出来事を、現実のように記事に取り上げ、紹介している。

 そのほかメディア良化法の解説や、堂上篤二等図書正(岡田さん)と笠原郁一等図書士(榮倉さん)の急接近を伝える記事を掲載。発行日は、映画の舞台と同じ2019年(正化31年)4月1日になっている。(毎日新聞デジタル)

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