ガッチャマン:新作「クラウズ」キャストが勢ぞろい ベルク・カッツェは宮野真守

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 70年代の名作SFアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」から生まれた33年ぶりの新作テレビアニメシリーズ「GATCHAMAN CROWDS(ガッチャマンクラウズ)」(日本テレビ系)の制作会見が14日あり、主人公・一ノ瀬はじめ役の内田真礼さんらキャストが登場。内田さんは「私が生まれる前からある作品ですが、私も(ガッチャマンのように)飛べるかなとウキウキしています」と作品への期待と意気込みを語った。

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 「ガッチャマンクラウズ」は、2015年の東京都立川市が舞台。市内の高校に通う少女・はじめは、持ち前のパワフルでエネルギッシュな性格から人生に物足りなさを感じていた。ところがひょんなことから、異星人犯罪者から地球を守るガッチャマンに任命されてしまうという……というストーリー。

 会見には、内田さんのほか、はじめの仲間で教育係を務める橘清音(たちばな・すがね)役の逢坂良太さん、人類に限界を感じていた枇々木丈(ひびき・じょう)役の浪川大輔さん、マスコットのような外見ながら、数百年以上ガッチャマンを務めてきた自称リーダーの「パイマン」役の平野綾さん、変身することができない悲しきガッチャマンと自称する「O・D」役の細見大輔さん、O・D以外に心を許さない少女「うつつ」役の小岩井ことりさん、「宇宙人」を自称する怪人物「ベルク・カッツェ」役の宮野真守さんが参加。また、4人組ロックバンド「WHITE ASH」がオープニング曲「Crowds」を披露した。

 原作でもガッチャマンの好敵手となったカッツェ役の宮野さんは「ここまで本格的なかたき役は初めて。チャレンジだと思っています」と意気込み、丈役の浪川さんは、子供のころにガッチャマンの自転車に乗っていたことを明かしながら、「キャラクターにさまざまなドラマが待ち受けているのでは。立派なガッチャマンになりたい」と目標を語った。また、マスコット的な外見の「パイマン」を演じる平野さんだが、「中間管理職のオヤジ」と役どころについて説明を受けたことを明かして会場の笑いを誘っていた。

 はじめをガッチャマンに任命する宇宙人「J・J・ロビンソン」役を「科学忍者隊ガッチャマン」で主人公・大鷲の健を演じた森功至さんが演じるほか、優れた頭脳でさまざまな事件を引き起こす爾乃美家累(にのみや・るい)役を村瀬歩さん、累が開発したSNS「GALAX」の人工知能「総裁X」を丹下桜さんが務めることも正式発表された。日本テレビで7月12日から毎週金曜深夜1時58分から放送。(毎日新聞デジタル)

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