人気グループ「嵐」の櫻井翔さんと女優の北川景子さんがこのほど、シンガポールのホテル「マリーナベイ・サンズ」で開かれた映画「謎解きはディナーのあとで」（8月3日公開）のインターナショナルプレミアに椎名桔平さんらと登場。レッドカーペットイベントには約2000人の現地ファンが集まり、上映会場では1500人のファンから黄色い歓声を浴びた。

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　「謎解きはディナーのあとで」は、2011年の本屋大賞を受賞した東川篤哉さんの大ヒット小説が原作。映画は、同年秋に放送されたドラマ版に引き続き、櫻井さん演じる毒舌の執事・影山と、影山が仕える大富豪の令嬢で新米刑事の宝生麗子（北川さん）が難事件を解決していくユーモアミステリー。シンガポール行きの豪華客船で、休暇のクルーズに来ていた影山と麗子が突然発生した謎の殺人事件に巻き込まれるという物語で、ロケ地となったシンガポールでの配給が決まっている。

　25日夕方にシンガポールに到着した櫻井さん、北川さん、椎名さんは、現地で、映画特番（フジテレビ系、8月9日放送）の収録や、マスコミ取材に参加。椎名さんは特番のロケで行ったセントーサ島の“ビッグマーライオン”を気に入ったようで、シンガポールの印象を聞かれた際に「本物のマーライオンは、ちょっと刺激が足りないと思っていたけど、ビッグマーライオン、あれは大好き」と即答。また「シンガポールにまた来たいですか？」との問いに北川さんは「映画の撮影ではほとんど海の上にいたので、今度シンガポールに来るなら地上で満喫したい」と答え、櫻井さんは「たくさんの人に映画を見に来てもらえないと、もう一度来られないと思うので（笑い）、ぜひ映画をよろしくお願いします」とアピールした。

　レッドカーペットイベントとプレアミ上映会は27日行われ、櫻井さん、北川さん、椎名さんに加え、土方政人監督が参加。舞台あいさつでは冒頭、櫻井さんが英語でシンガポールの各ロケ地でたくさんの人にお世話になったことへの感謝を述べ、最後にマレー語で「テリマカシー（ありがとう）」と伝えると、満員のファンから大きな歓声が上がった。また北川さんは、シンガポールでの公開日（8月22日）が自身の誕生日と重なることに不思議な縁を感じたといい、椎名さんは、劇中で演じる風祭警部のセリフ「ハイ！」を投げかけると、一斉に返してくれるファンにとても親しみを感じ、感動したと話した。（毎日新聞デジタル）