パラパラマンガで再ブレークを果たしたお笑い芸人・鉄拳さんが、フジテレビ系バラエティー番組「テレビシャカイ実験　あすなろラボ」（毎週日曜午後9時～同9時54分）の収録で、“ヤンキー”たちを相手に新作のパラパラマンガを初公開したことが16日、明らかになった。今回の企画は鉄拳さんのパラパラマンガを見た“ヤンキー”たちが感動して泣くのかを実験したもので、劇場に見立てたセットに30人を呼び込んで収録が行われた。今回の収録の模様は18日に放送される。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　同番組は、今後の暮らしを豊かにすると思われる実験を行うバラエティー番組。鉄拳さんの新作パラパラマンガは、保険各社の比較を目的とした「保険市場」のウェブページを運営するアドバンスクリエイトの依頼を受けて作成したもので、製作期間は1カ月、使用した原画は1200～1300枚という約5分の大作となっている。同番組では「鉄拳の新作パラパラマンガはヤンキーたちを感動させることができるのか？」と題した新企画で、「保険市場」のウェブページよりも先に公開される。

　鉄拳さんは「もともと、ヤンキーの方々に向けて作ったパラパラマンガではないので、見ていただいた方々の中で、1割の方々だけでも感動していただければという思いですね」と消極的だが、「次回があるとすれば、初めから『テレビシャカイ実験　あすなろラボ』用にパラパラマンガを作りたいですね」と意気込んでいる。

　鉄拳さんは昨年、深夜番組の企画で作成したパラパラマンガ「振り子」がYouTubeで4日間で100万回以上の再生回数を記録して再ブレーク。「振り子」のBGMは、英ロックバンド「MUSE」の楽曲を無断で使用していたが、MUSEのメンバーたちが「振り子」を見て感動し、逆に楽曲のPVに「振り子」の映像が採用され、話題となった。（毎日新聞デジタル）