アイドルグループ「AKB48」のメンバー85人が集英社文庫「ナツイチ」キャンペーンで書いた読書感想文が、直筆のまま書籍化されることが24日、明らかになった。指原莉乃さんが東野圭吾さんの「白夜行」の感想文で使用し、さまざまな憶測を呼んだ謎の言葉「インストントン」をはじめ、メンバーによる誤字・脱字もそのまま掲載される。

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　「AKB48×ナツイチ　直筆感想文集」は、9月17日発売。A4判112ページで、価格は998円を予定。読書感想文に加え、大島優子さんと田中慎弥さん、横山由依さんと朝井リョウさん、入山杏奈さんと浅田次郎さん、内田眞由美さんと北方謙三さんといったメンバーと課題図書の作者による特別対談も収録。付録として「AKB×ナツイチ栞（しおり）」が付くほか、本人のサイン入り感想文が当たるプレゼントキャンペーンも実施される。

　「ナツイチ」は、1991年から「夏の一冊」としてスタートした毎年恒例の集英社文庫の夏のブックフェア。今年はメインキャラクターをAKB48が務め、対象85作品を、メンバー85人がそれぞれ読んで感想文を書いて発表するほか、全国約5800の参加書店では、メインビジュアルを飾った7人や集英社文庫のキャラクター「はち」が登場する特製ブックカバーもプレゼントされる。9月下旬まで。（毎日新聞デジタル）