松田翔太:月9初主演で三枚目医師に お相手は武井咲

10月期の月9ドラマ「海の上の診療所」で主演する松田翔太さん(左)とヒロイン役の武井咲さん
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10月期の月9ドラマ「海の上の診療所」で主演する松田翔太さん(左)とヒロイン役の武井咲さん

 10月にスタートするフジテレビ“月9”ドラマ「海の上の診療所」に、俳優の松田翔太さんが月9初主演、女優の武井咲さんが月9初ヒロインを務めることが4日、分かった。松田さんは、、瀬戸内海の“無医島”を巡る病院船に乗る医師を演じ、武井さんはそのパートナーの看護師役として出演する。ドラマ「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)を手がけた中江功さんが演出を担当し、松田さんは「今回また中江監督と連続ドラマに入れることを大変うれしく思います。2008年のドラマ『薔薇のない花屋』以来ずっと中江監督と御一緒させていただきたかったので、今回『海の上の診療所』のオファーを受けて感激しています」と喜びのコメントを寄せている。

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 ドラマのモチーフは、実在する瀬戸内海の巡回診療船の済生丸で、船上で共同生活をしながら、離島を巡る医師や看護師の姿を描く。松田さんが演じる若手医師の瀬崎航太は、優秀でありながら、女性にホレっぽく、島でマドンナに恋をし、マドンナの抱えている医療問題を解決するために奔走する。ドラマには「男はつらいよ」シリーズのように1話につき、1人のマドンナが登場する。武井さんが演じる戸神眞子は、、筋が通っていないことは大嫌いな看護師で、広島一帯をまとめた“レディース上がり”という都市伝説があるという。

 松田さんは、ドラマについて「三枚目の医者というファニーな役どころなので、本当に楽しみです。離島での撮影ということもあって、キャストとスタッフの皆で家族のようになれたらいいな、と思います」とコメント。武井さんは「筋の通らない曲がったことが大嫌いな看護師の役で、今までにやったことのないキャラクターなのでわくわくしています。松田翔太さん演じる航太とのやりとりや、2人の間がどのように変化していくのか、まだ見ぬ先々の展開がとても楽しみです。瀬戸内海の美しい島々でのロケも楽しみです」と語っている。

 藤野良太プロデューサーは2人の起用理由を「瀬崎航太という役は松田翔太さんに今何を演じてもらえれば面白いかを考えながら作り上げたキャラクターです」と松田さんについて話し、武井さんについては「筋が通っていないことが許せない、芯のしっかりした役柄は武井さん自身と重なる部分があると思いオファーしました」とコメント。ドラマの見どころを「『Dr.コトー診療所』のスタッフによる風光明媚(ふうこうめいび)な瀬戸内海の映像、そして個性豊かなキャラクターが織りなすドラマは、視聴後に“よし!今週も楽しく頑張ろう”と皆さまに思ってもらえるエンターテインメント作品に仕上がると思います」を話している。

 ドラマは10月14日午後9時にスタート。(毎日新聞デジタル)

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