小泉今日子:「あまちゃん」で初共演の薬師丸ひろ子に「感動」

「東京ドラマアウォード2013」の授賞式に登場した小泉今日子さん
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「東京ドラマアウォード2013」の授賞式に登場した小泉今日子さん

 4~9月に放送されたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公・アキの母・春子を演じた女優の小泉今日子さんが、優れたテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2013」で助演女優賞を受賞した。22日に東京プリンスホテル(東京都港区)で開催された授賞式に登場した小泉さんは、同ドラマで共演した薬師丸ひろ子さんについて「歌を歌っているときに歌番組で一緒になったことはあるけれど、ほぼ初共演でした。感動しました」と感慨深げだった。

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 また、小泉さんは、ドラマで薬師丸さんとの共演シーンについて「(薬師丸さんは)とても考えていただいていたので、ついていくだけだった」と明かした。薬師丸さんは「あまちゃん」で大女優の鈴鹿ひろ美役として出演。小泉さんと薬師丸さんは1980年代に一世を風靡(ふうび)したアイドルとして活躍していたこともあり、2人の共演が話題になっていた。

 「東京ドラマアウォード」は、市場性や商業性にスポットをあて、“世界に見せたい日本のドラマ”をコンセプトに、優れたテレビドラマを表彰する賞。日本のドラマの海外発信を目的とした「国際ドラマフェスティバル in TOKYO」のメインイベントとして開催されており、今年で6回目。昨年は「家政婦のミタ」(日本テレビ系)がグランプリに輝いた。今回の受賞対象期間は12年7月1日~13年6月30日。

 「あまちゃん」は、岩手県の架空の田舎町・北三陸市や東京を舞台に、内気で引きこもりがちだった主人公・アキ(能年玲奈さん)が海女やアイドルとして活躍しながら成長する姿を描いたドラマ。同アワードでは、小泉今日子さんが助演女優賞を受賞したほか、作品がグランプリを獲得、また主演の能年玲奈さんが主演女優賞、宮藤官九郎さんが脚本賞、チーフ演出の井上剛さんが演出賞、訓覇圭プロデューサーがプロデュース賞、音楽を担当した大友良英さんが特別賞を受賞し、7冠を達成した。(毎日新聞デジタル)

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